レッスンからの声 No.384

息吐きに続いてサッサッサッサの発声練習(ド(高)ソミド:1オクターブ変動)

サッサッサッサッサの発声練習(ドミソド(高)ド:1オクターブ変動)

前屈で体を揺すって発声してみる。

実施の前後で唄い難くなることはなく、自覚はないがむしろ改善されたように感じた。

サエアオアの発声練習(一音、ソミドレド)

額を擦りながら発声してみる。(眉間の緊張の緩和)

その後、緊張の緩和状態がどこまで続くかを感じながら発声してみたところ、一瞬眉間に重苦しいものを感じ「ん?」と思ったが、すぐさま緩和状態に自然に戻った。

サの音のみによる唱歌の歌唱

一語ごとにサの音のみと歌詞を交互に繰り返す

歌唱

一語ごとにブレスを交えてサの音と歌詞の切り替えをする場合、ブレス後のサの音は遅れを取り易いので、早めの準備が必要になる。

 

前屈して上半身を振るだけで、首や肩の力が抜ける。

鼻をつまんで話すと声が体に響きやすい。

上下の前歯を合わせていても言葉になる。

口は大きく動かさなくても破裂音も濁音も出せる。

 

速めの曲で短い音も多く、リズムに乗り切れず難しかった。

裏拍で手を叩きながら歌い、叩かなくても同じように歌えるようにする。

叩くときの手の動きが大きいので、手を近づけて狭く叩く。

歌いはじめとサビの細切れのリズムが特に難しく、練習していてももたついていてうまくいかなかった。

この部分は裏拍で手を叩きながら歌っても、体の動きが表拍になっていると指摘されとても納得した、体の表拍の動きをなくそうと意識するととても歌いやすくなった。

細かく切れるリズムのところは言葉は短く切る。

短すぎると思う位短く切って歌ってみたが、聞いてみると鋭さが出ていて違和感もなかった。

(短くするというレベルではなく、一瞬弾けるように出すだけくらいの短さ)

練習で歌っていたときも短くしているつもりだったが、振り返って聞いてみると長くてもたついていた。

長く伸ばすところは最後までのびるように。

諦めなければ出たと何度も言われたが、やってみると確かに諦めなければ出た。

出ないと思いこんでいた

 

同じ音で長く伸ばすときは、ただ1音出していると不安定なので、あああああと一音ずつ出し直し、それをつなげるように出す。

エネルギーを送り込む感じ。

 

単純に声を使い過ぎている様子

前屈すると体に力が入りにくくなるので良き

しゃがむ・スクワットすると声を出しやすくなる

無駄な動きは省いた方が音程がぶれない

高音出す時も顎を引いたままで

 

発声練習の時に、自分のスイートスポットを探しながら丁寧に出していくのは良いこと。いきなりバンバン声を出しても、体は鳴ってこないし、喉を痛める元になる。

 

ちょっとした意識で違う声が出る。発声はとてもデリケート。

ロングトーンで練習すると、意外なほど高音まで声が割れなかった。

発声直後は音が割れても、声量を増やすと割れない!声量が筋肉を支えるということか?

口はあまり開けなくても良い音はでる。というか、開けない方が良い音が出る。

 

ネイなど鼻を通していくものは、体がつられて前にいきがちな気がして、上に出していくようにしたら、フォームの崩れが少なくなったことが嬉しかった。

首が固くなりがち。腰が前に行ってしまうので、上下をイメージするときは意識して、膝をやや曲げ腰はスクワットの体勢で。

スケールが広くなると、どこかで地声から裏声に変える、きれいに変える、上の音が油断すると低くなる。

 

胸郭を拡げるストレッチを左右それぞれして、やった側とやってない側の違いを感じた。息の入り方の違い、どこまでも息がのびるぞという感覚がわかってくるといいみたい。

うおあえい(音程なし)で「う」でほほのシェイプがみえるように。お風呂の中とか隙間時間でやってみる。

軟口蓋をさわってみて、硬いところよりも奥の柔らかいところ、おえってなる気持ち悪いところを使うと教えてもらい。自分の指でこの辺りと自覚できてわかりやすかった。

ほほの筋肉は思ったよりも前に集める、というか、これ以上無理というぐらいやるのがちょうど良さそう。

咽頭が上がっている。あくびで咽頭をさげて、軟口蓋をあげてキープ。音階があがるにつれて、また後半にむけて、だんだん下がってくるし、上がってくるから、ゆっくり一音一音確認しながらするとやりやすかった。

 

歯を閉じる+鼻を摘む+つまさき、またはかかとで歩く。

体の動きを制限し、本来使うべき体の箇所が仕事をするように仕向ける。

自分が不自由に感じる場面とは、明らかに感覚が違う、

うまく声が出た時は、やはり歌っていないよう、息を出していない(むしろ吸ってる)

ような感覚がある。

 

大きく声を出そうとつい力みがちになってしまった。

あれこれしようと考えず、息をしっかり吸ってそのまま出すのが良いと思った。

ワンオクターブで出すマママママママ~は特に一番高い音が上がりきれなかった。

高くて出ないというのではなく、難しいと思ってしまって気持ちで負けてしまっていたように感じた。

一番高い高さで出したあとまた低い方に戻ってきたときには、最初よりもとても出しやすく、高い音もちゃんと出た。

大きく出そうと思い力みがちになってしまった。

力むのではない。力まないようするほうが出せた。

力むのと声を大きく出すのは別だと理解したい。

横よりも縦に口を開けるほうが大きく出せた。

うまく出ないときについ力んでしまう。

 

吸ったり吐いたりの挙動が小さいため、先に息を吐き切る練習を中心に行なった。

ドレドレミファミファソファミレド(あえあえいえいえあえいえあ」

息を吐ききる。途中足りなくなるくらいでもよい。吐き切ることが難しければ、最初の3音くらいに息を多めに混ぜてみる。さらに、前屈すると勝手に使いきれる。腕で大きく円を描きながら動きをつけてやってみる。口からだけでなく鼻からも吸う。声のボリュームもあげる。

歌唱。歌詞が多いのもあって、子音でブチブチ切れていて、ただの朗読みたいになっている。フレーズ毎に母音だけで歌う練習をして、戻って歌うを繰り返してみた。

母音の練習で注意すること。メロディが1本の紐で繋がっているイメージで、バイオリンやフルートをふくような感じで、母音だけで、メロディラインだけで素敵に聞かせられるように練習する。

 

一本通したいと思っている、が、結果として構成が分かりやすくなって、かえって個性のないのがバレバレだなぁと思った。時は流れる、の「な」は、出した瞬間にダメとわかった。「な」だけいやにくっきり投げた。しかし、そこから止めることはできないので、進むしかない。切り替えたつもりだけれど、もっと攻めていかないと。