レッスンからの声 No.354

前歯の上下が見えている時、いい音が出る。しっかり口蓋が上がっている。意識は鼻の横の筋肉を上に持ち上げ、後ろに引っ張るイメージ。

(高い音の時特に)眉間に当てるイメージ。軟口蓋を持ち上げる、口蓋帆挙筋が眉間のあたりに繋がってるため。

口の操作で音を作ろうとしがち。操作をするのは横隔膜や肋骨の筋肉。口はあくまでも楽器の出口。構造。口のフォームに息を送る、声がでる。

歌詞が滑らかに歌えなかったので、「あ」で歌うことに。そうするとメロディの線がカクカクしていたことに気づいた。次回はレガートに滑らかな線で歌えるようにしたい。かつ、軟口蓋をあげる。

高音に向かっていく時、エレベーターのように上がっていく意識。軟口蓋を高く、上に。眉間から引っ張られるイメージ。同時に下顎は下に置いとく。気にしないけどやわらかく働かせておく。全くお休みはしない。

 

前回レッスンで習った壁に張り付いての発声法は、体勢をとるのが難しいが、発声の位置を下腹あたりにもっていきやすい、ことを感じた。

発声の位置が下腹あたりにもっていけると、楽に声量がアップするように感じた。

 

今日は「阿波尾鶏」を料理するイメージ。こうした楽しいイメージを持つ時は、胸が固くならず、より深く息が入る、と、トレーナー。

コンコーネの20、先へ先へ歌っているつもりでも、伸ばしている音の時に、その場で停滞している気がした。トレーナーいわく、多くの人がそうなってしまい、だから、止まらないように意識して進めていく、とのこと。自分で止まっていることに気づけて、嬉しかった。

一オクターブの跳躍は、深く吸って、下から行く感じ、上に上げるのでなく。最後に出来た時はびっくりしました。

 

歩きながらの呼吸練習をやった際に、自然と頑張りすぎない状態でできた。

頭に物を乗せた状態で発声して、無駄な動きが取れてきた。

手のひらで押さえると途端に口を縦に開けやすくなる。

 

頭の天辺に口があって、そこから声を出すイメージをするとソプラノらしい音になる。

歌う身体の基礎を鍛えると、リラックスして歌ってもちゃんと届く声が出せるということに、体調がイマイチの日に歌うことで気づけた。

身体一つで楽器になる、声楽はすごいと改めて感じた。ポップスはお話するとか、励ますとか、言葉ありき。体がなくても伝えられる。オペラや声楽作品は楽器として身体を使い表現する。コロナ時代は前者には有利。生音と舞台ありきの後者は苦しい時代になってしまったと思った。

 

zuで歌うと体を使えるので効率よく練習できる。

naの練習はsaの練習と感覚的に同じ線でやる。

 

アの口で歌う。息を前に出そうとしない。

200のクリアさでなく100のクリアさを目指す。

脱力して歌うのはボイトレの脱力とは異なる意味という事。

 

悩み事があり、歌っている場合じゃないのではと思いながらコーラス部も自主トレもしていた。スタジオに入っても1時間歌う気になれず、やっと発声練習をはじめてもあまり声が出せなかった。

声がこんなに気持ちの影響がでるとは知らなかった。それがわかったと言う意味では、大切な日だったと思う。

 

スタッカートを導入した息吐き練習:ス(シュ、ヒ)ッスッスッスススッスッスーウーサ)

前屈で上体を揺すりながら実行。

息吐きの後息を継いでからサーオーアーオーアの発声(ソミファレドレミレド)

普通に座って両頬を両手で押えて実行した後、前屈で上体を揺すりながら実行、最後に立って実行。

手を当てることにより口の横の広がりの規制が設けられ、口を縦に開き易くなった。

手の押さえを外した後も口の縦の開きを体が覚えている。

P31 50音口慣らしのトレーニングの29.「タ」行と「ラ」行

普通に発声の後、歯を閉じて発声、さらに鼻を摘んで発声、最後に再び歯と鼻を開いて発声。

鼻を摘めば息が鼻から出られないために口の方に出口を求める。

鼻摘みを外した後も息が口から出るように発声できている。

P21 6 子音の発音トレーニング3 タ行 ●タ行のトレーニング <タ>

普通に発声の後、歯を閉じて抑揚を付けずに発声、最後に再び歯を開いて普通に発声。

初見で読むときは同じ「タ」の発音が頻繁に出てきて面倒くさく感じるが、歯を閉じて余計な動きを封じることで同じ音が頻出しても苦痛には感じなくなり、却って楽に発音できるようになった。

抑揚は日常の言語には必要ではあるが、ところどころの音が誤魔化されて聞こえなくなることがあるため、宇宙人がしゃべるイメージで全ての音を平等に発音してみることで、正確に聞こえる発音が意識できる。

 

胸が落ちないように。声はもう少し伸びやかだと、もっとよい。ウの音は頭の前後に響きがあるように。

唇を動かす、動いてきたけれど、形を変えないでいけるとよい。

足の指が浮く。かかと重心ではなく、前に体重がかかるように。

 

おいしい匂いを深く体に入れるブレス。力みが少ないときは、上に固まらない。一オクターブを別々に取らないで、延長上で。下へ向かっていく延長にあると、特別高く感じない。

 

今日は意外に声が楽に出ていた。鼻から吸うことと、関係があるかもしれない。鼻から吸うのは、ちょっとあたふたする。口から吸っていた時と歌うタイミングが変わるからとのこと。歌のときも、なるべく鼻から吸うことを意識した。いろいろやってみようと思う。

 

発声を見てもらうと、首凝りの原因のひとつはブレスが鼻に入っていたこと。鼻をつまんでスケール発声して修正。ステージで口からブレスすることがちょっと怖い時がある。他の歌い手との共用マイクで歌うので、消毒は都度するものの、なんとなく。五人参加してひとりだけ、フェイスシールドやマイマイクというのも難しい。音響さんと相談して、マイクを離して使うなどが妥当かな、と思った。

 

前に出す事と、自分の声質(バリトンかバス系)を活かしていく事(下に響かせていくこと)を別に捉える、という話ですが、今やっている事ややらないといけないけどうまくいかないなというゴチャゴチャな事を整理できそうな気がします。

アクビの呼吸をしながら、肩甲骨を回す。

「オ」の口の形で息を吐く。

頬をもっと上唇に寄せる、頬骨の下の筋も唇に引き寄せる。

息がもっと一杯自然に出せるようになった気がします。音も若干クリアになったような気がします。

オの口の形。頬の下の筋肉を唇の方に持ってくる。

顎を真下に下げない。真下に下げるとガクッとなる。

唇を前に突き出しながら、オの口の形をする作るとガクッとならない。

確かにガクッとなりませんでした。上のようなふうにしてやると、口の中にしっかりと空間が出来て、口の中から声がしっかりと出ている感じがします。

喉も開いている感じがしました。

イ・オ〜[E:#x266A]

イは、鼻の両横の筋肉をしっかり上に上げて、上唇を上上げて、下唇を下げる。

ウは、先程の口の形の様に頬の下の筋肉を唇の方に持っていき、唇も前に突き出す。

オは、自分が思っている想像以上に唇を突き出すのだなと思いました。

でも確かにトレーナーはかなり唇を窄めていました。

唇をしっかりすぼめる事で、唇や唇周りの筋肉をしっかりと使えるのだなと思いました。

 

下腹を張って発声することが、声の支えになるとのことでした。非常に大切なポイントであると感じました。下腹の支えを保ちながら、滑り台のように下から声が出ていくこと、を意識しての発声を心掛けたい。

アゴを動かし過ぎないことが大切とのことでした。実際、アゴを動かさないように発声すると、口の中の空間が維持しやすく、声の通りが良くなるように感じました。