レッスンからの声 No.296

1.低い声へのアプローチ
2.低い声の練習方法(近い人に影響されやすい、など納得した)
3.中間の音程で喉を締めすぎない
中間の音程で喉を締めすぎない意識が出来るようになった

 

1. スタッカートで発声する練習は 一人でもやりやすく、家でも練習できたのがよかった。先月はスタッカートの声と ロングトーンの声の違いが、指摘されてもよく分からなかったので、その違いを聞き分けられるように気をつけて練習した。
2. 息もれする癖がなかなか直らないが、喉に適度に力を入れると良いと習った。小さい(静かな)声で歌うときも 喉の力は抜かず、適度に力を入れつつ、声は小さく出すようにするとのこと。
3. 12月初めに風邪をひいて、声が出にくくなった時期があったが、単に喉を休ませるのではなく、軽く使って血行を良くした方が治りやすいかと思って試してみた。いつもの風邪のときほど声枯れがひどくならなかったような気がする。

 

スタッカートをやってみてロングトーンの時、息が漏れているのを感じることができた。
しっかりとした声、深く存在感のある声を目指したいです。自分の声は出し方で変わるという気づきがあったこと。

 

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1.発声
「お」
「み」
「みみみみめめめめめ」
「い」
高いところに息がもっとピンときたい。
「え」
「お」
ほかの母音も「い」のポジションに入れる。
「い」のポジションにすべての母音を入れる。
「い」がぼやけるようだったら「み」にする。
全部同じ道を通る。
2.歌「愛燦々」
最初の音にアタックしすぎる。
最初の音ではなく、ワンフレーズの中でどこが盛り上がるのか?
それが出来て来たら1曲の中でどこが盛り上がるのか。
今は、ブレスの後の音が強くなっている。
高い歌を歌うよりも、低い音でバンバン流すことを覚えたほうがいい。
川の流れのように
涙そうそう
音を狭く、ピンとする。
声楽家の場合は、元の幹を太くする。
体を大木みたいにして、広げて太くして狭めていく。
見上げてごらん夜の星を
こっちの方向で歌うと重いと言われる事は無いと思う。
息をしっかり出して歌うと音が漏れるが、音を狭くピンとすることで輪郭がはっきりした。この方向で研究していきたいと思います。

 

1. 膝を伸ばし、骨盤を前に出す感じで安定させて、発声する。
2. 地声を出す感じで、深いところで発声する。
深いところで発声できている時の方が出しやすかったです。

 

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1.背中の肩甲骨を寄せるようにしたり、首筋を揉んだりして、柔らかくしておくことは、発声にとって大切なこと。
2.唇プルプルは目の間に唇があるような感じで。「しゅてぃ」スケールは音によってポジションを外れている。
3.コンコーネの15、階名読みでなんとか歌えるようになってきた。次回はLaaaaaaa~aa~で。
膝を深く曲げ、腰を落として歌うようにしてから、体が動くようになってきました。アドバイスに感謝します。

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1. 口・喉を開く。形をつくる。声を支える姿勢。
2. 保つ。勢いよく継続して息を出す。
3. 両輪(精神・肉体)で歌う。
顔が上向きな姿勢で、口の開きが狭く、息も勢い良く出せていないことを自覚できた。
高音が出ないとの「思い込み」があったことがわかった。
体から声を出したからか、家族から「スッキリした感じがする」と言われた。

 

ありのままでづーっと
でブレス!
いのちのぬくもり
でブレス!
夢を失うよりも
でブレス!
かなしい
でブレス!
ブレスのタイミングを
きっちり、決めて行う。
ピアノで音階やリズムの練習をして
耳で覚える。そのあとカラオケ音源で調整をしていく。
自信を持って歌ってok!

 

1.手でトンネルを作ると息が横に広がらずに前に飛ぶ。
2.歯を閉じると息が同じように前に行く。
3.頬に手を当ててSaを発音する感覚を忘れない。
手でトンネルを作るイメージが効果大でした。横に息が漏れているときともれていない時の違いがよくわかりました。

 

1.口の開け方が全然足りていないことに気がつけた。
”サエアオア”で最後のほうでもすでに意識がゆるんでしまう
3つの”ア”を統一すること
2.口が狭いと、響きを求めようとするので、鼻にかか
りやすくなる
3.母音でつなげるしかない
4."Sa"の”S”などの子音はオンタイムではなく先に発音する
・口をあけて、鼻にかからないようにすることで、とても歌いやすく感じています。
・歌い手さんが、どのくらい口をあけているものなのか、常に見るようになりました。
・歌い出しの言葉の立ち上がりが遅いと言ってもらったので、ちゃんとオンタイムになるように意識するようになりました。

 

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1.発声の一音目が、息がしっかり流れておらず、声も奥に留まって飲み込んでいる事が分かった。その事が上手く地声が出せない原因にもなっているのではないかと感じた。そして、声を飲み込み息がしっかり流れていないのは、息を吸い込む力が弱く、十分に息をすえていないため、お腹の支えが足りず、息を十分に吐けていないからだと学んだ。したがって、しっかり息を流すために、腹式呼吸等を繰り返すことによって、お腹の筋肉の力をつけて、お腹の支えで、深い息を吐き、それに伴って十分に深く息を吸い込めるようにすることが大切だと思った。また、息が流れていない事、声が奥に留まっていることについて、一音目から、吸い込んだ息がそのまま流れるように、息と声を前に出す意識を持って発声するようにしたい。
より、自然な地声を出すために、(お腹の支えで)息を流すこと、息・声を前に出す事に注意して、練習に取り組みたい。
2.発声の際に、地声を出そうと強く意識しすぎてしまい、あごや口元が固くなっていることに気付いた。地声を出すために、声帯を閉じたり息を流すことを意識しながらも、体は力を抜いて、固めないようにしたい。そして、口元を楽にして、無理に口の形を作らずに、楽な口の開きで発声することも大切だと学んだ。その際に、口の中を狭めずに、口の中にボールの形を作り、しっかり空間を作ることを意識して発声するようにしたい。そうすることでしっかり息を流せるようにしたい。
また、レッスンや練習において発声する際に、気持ちも体も構えてしまい、首や肩、胸などの、上半身ががちがちに固くなってしまうので、お腹(丹田)にだけ力を入れて、ストレッチをしながら、全身の力を抜くようにしたい。
3.今回のレッスンで、言葉の一音目からしっかり息を流すことが大切だと学んだ。そして、自分は息を十分に流せておらず、息や声を飲み込んでいる事に気がついた。
したがって、七音の言葉を発声する練習で、1つ1つの言葉を一回一回息を吸い込み息を吐くことを意識して、丁寧に発声したい。そうすることで、しっかり息を流してより自然な地声を出せるようにしたい。
より自然な地声を出すためには、深い息を流すことが大切だと学び、そして自分が地声を上手く出せていないのは、息を流せていないからだと分かった。また、声や息を前に出せていない事、口元を固め口の中の空間をつぶしていることに気が付いた。
自分の目標に対して、自分は何が出来ていないのか(課題)、そして、何をすべきなのかという事を学ぶことが出来た。「出来ていない事」「すべき事」のために、何が出来るのか、これらの事を考え、意識した上で日々の練習に取り組むようにしたい。

 

1.上顎しか開かないと思う 舌の根元と喉の間を空ける 喉は無視してその上から声を出す ニャーの場所
2.youはオの口でウで練習 歩きながらや手を使うと出しやすい
3.高い音は上に押し上げるだけじゃなく下にも引っ張る お腹の支え
舌を出して練習するとき、先生が手を使って舌の場所と喉と空けなきゃいけないところとどこから声を出すかを説明して下さったとき、位置関係がよくわかってとても分かりやすかったです!

 

1.基本の発声。お腹の使い方。音、高さの取り方。
2..リップロール。ハミング。。
3.舌を出して、ウォフとゴで、ヤでのスケール。
お腹の使う部分が、少し横にずれてポイントが外れていたように感じました。
それの修正ができた後は、声も出しやすく、無理のない声になっていたように感じます。
声をあてる位置も高くに行きすぎ、鼻にうまく抜けていっていなかったように感じました。

 

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1.発声
・「ドレミレドレミレド」(オ)(ホ)(ノ)
息をストンと通してあげるように。
顎もストンと落とし、息をゆっくり吸う。
最初の音を狙っているので、何もしないで出ている声を通してあげるだけ。音はどんなでも良い。
2.息を吸う練習
・口をすぼめて鼻から音がするように吸う→一気に吐く
(口は固いシェイクを吸っているような感じで)(ブレスのノイズは高い音ではなく、深い音になるように)
・喉が下がる(喉仏が下がった状態)ように。
2.課題曲「浜辺の歌」
高音になると上に意識がいくので、喉が上がってしまい苦しくなる傾向がある。
ア母音をオに近い感じで歌う→ア母音を少し前側で発音しているのを改善するため、オで発音すると深いところで発音ができる。
あした→おした、むかし→もかし、しのばるる→しのばろろ、かぜ→こぜ
ブレスは短いところでも深くできるように。
喉仏を下げるようにすると、喉の締まりが取れ、息がどこかにぶつかることなく、まっすぐ深いところまで届く感じがしました。顎も自然に良いところに収まった気がします。
課題曲
歌い出しのアの音程が取りにくい感じがしていましたが、オに近い感じで発声すると、自然に音が取れました。またオの口で曲を歌うと、深いところから発音でき、全体的に芯のある声で歌えました。

 

1.ゆっくりと骨盤の方まで息を入れるような感じで吸う。
2.あごを落として力を抜いての発声が難しい。力を抜くと自然と声が小さくなるので、練習が必要である。
3.蜘蛛の糸は、前もってもっと読み込んでおくべきであった。
発声の練習とその応用に入ってきたが、自分の練習や意識を高めていかないと進歩しないことを実感している。

1. ホホホ… (ドレミレドレミレド)
ノノノ…
ノノノノホホホホホ
ロロロ…
レレレ…
オオオ…
口の中 広く
舌自由に
足開いて左右に重心を移動させる
左に体重、右に体重
手の平 前に向けて
動いている位置を低く
腕はダラン 力を抜く
膝で八の字を描く
腕で動かさない 膝から
足が上がってもよい
前重心の方がよい(反らない)
1・2・3・ 1・2・3 ランタッタ ランタッタ
ウィンナワルツのように
パイレーツのようにフワッと宙に浮く感じ
ゾウさん
スケートのように
息をたっぷり吸って
2.次回から「Che sara」 (p42)の曲 
メロディと歌詞を予習してくる
重心移動しながらの発声は疲れますけど楽しく続けています。効果の程はいかに。

 

1.ロの発音が難しかった。舌が下りきった時にはすぐ次のロがやって来ている感じ。
2.ウの発音は姿勢が崩れないように気をつけたい。
3.息をゆっくりじわじわと吸い、下の方から声を出すイメージは引き続き身につけたい。
ホに慣れていたが、発音によって難易度が大きく異なる事を実感した。

 

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1.サ、タ、ダ行の復習とナ行の練習
サ行はまだ癖が残っているので少しずつでも練習を続ける。
ナ行はタ行と舌の位置(舌が口蓋に触れる位置)が同じと習う。
これまではナ行はタ行より、舌の広い範囲を口蓋に付けて発声していた。それでもゆっくり発音する時にはあまり影響ないようだが、素早く発音する時にはタ行と同じ程度の狭い範囲を口蓋に付けて発音する方が歯切れよくなると思った。
「タナタナタナ…」と言って、舌の位置が変わらないことを確認しながら練習する。
2.  疲れた時など、話していて声が裏返ってしまうことがあるが、声帯がきっちり閉じていないせいかもしれないとのこと。
こういう時は、母音を長めに強調して出すと裏返りにくいと習った。今後日常生活でも役立つので嬉しい。
3. 腹横筋の筋トレを毎日する。

 

1.レッスンにおける横隔膜を使って発声する練習を通して、まだ体の筋肉と呼吸・声を連動させられていないことを学んだ。筋肉を動かして声を出すことを、頭で考えてしまい、タイミングがずれたり、表面的に一緒にやっているだけで、筋肉の動きが声に結びついているという形にはなっていない。人を驚かせるように、スピードや勢い・連動を感覚で捉えられるようにする。また、筋肉を鍛えて身に付けることで、その力を声に反映できるようにする。そのために筋肉と声のタイミング・繋がりを合わせられた時の感覚を忘れずに、筋肉と声の連動を意識した練習を繰り返して体で覚えられるようにしたい。
2.これまで、声帯を合わせて発声することで、地声を出すことを学んだ。今まで裏声しか出せていなかったのが、短く少しずつではあるが、地声を出せるようになってきた。そして、より自然な地声を出すということも学んだ。今は声帯の筋肉が弱く、声帯をしっかり閉じることが出来ていないため、しっかり強めに声帯を閉じる意識で取り組んでいる。その時の声は、音や声の張りが強く、身体やのどの辺りが固く、あまり自然ではない事が分かった。レッスンを通して、お腹の筋肉等を意識せず、身体やのどの辺りを柔らかくして、少し柔らかく音を出すことで、より自然な自分の地声を出すことを学んだ。その時は、身体に力が入っておらず、のどの辺りも楽に、声帯を閉じる意識をしっかり持ちながらも、強めに閉じて強く音が出る時よりも、声帯の閉じる感覚が少しゆるいように感じた。このより自然な地声を出せた時の感覚を忘れずに、身体に身につけられるようにしたい。
まだ、声帯を閉じて発声するという基本が出来ていないため、その基本を身につけて地声を出せるようになるために、初めは声帯をしっかり閉じて発声する練習と体・のどの辺りを柔らかくして柔らかく音を出す練習を、両方繰り返すことで、より自然な地声に近付けて出せるようになりたい。
3.息を流して声を出すことを学んだ。声を出す直前に一度息を止めて出していたので、息を流して発生できていなかった。あまり頭で考えすぎずに、身体がら出る息をそのまま流して、発声する意識が大切だと学んだ。
また、息を流して発声すると、声帯を閉じる意識がなく、裏声(普段の声)になってしまう。まだ、どちらも基本が出来ていないため、二つの事が上手く同時に出来ていない。声帯を閉じて地声を出しながら、しっかり十分に息を流して発声するという事が出来るようになるために、ポイントを押さえてそれぞれの練習を繰り返す。そして上手く出来ていないながらも、二つの事を意識した練習も繰り返すことで、少しずつ息を流すことと声帯を閉じて地声を出す事のどちらもが、しっかり同時に出来るようにしていきたい。
筋肉が声に結びつくという事が、出来ていないため、筋肉を鍛えることが大切だと学んだ。
また、声帯を閉じて発声すること、息を流すこと、身体の筋肉を使う事など、声を出すことの基本がまだ出来ていないため、ポイントを押さえてそれぞれの練習を繰り返して、基本を身につけたい。且つ連動させた練習も行う。

 

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1.歌う前の喉の体操
2.声をより早く起こす発声
3.歌うときの姿勢
喉の筋肉を動かす体操は手軽に出来てとてもいいです。
やはり、喉の筋肉を動かして毎日柔らかく柔軟にしていることが大切だなと、感じています。

 

1.舌根のトレーニン
・喉仏の上下運動
・あくびの状態での発声、首の左右回転運動
2.朗読「夜明けの街」
七五調のリズムがある韻文形式の詩。
不調の時に、その場歩き(足踏み)をしながら読むと、呼吸の流れが強化、安定化されることにより、声と言葉が前に流せるようになる。
さらに、母音のみで読む方法で、呼吸を加速させ、テンションを上げることができる。
3.朗読「時間(とき)よ、お前は」
あまりリズムが感じられない散文形式の詩。
テンション以上に「間」の取り方が大切。
伴奏をつけることにより、伴奏に導いてもらいながら間合いや情感をコントロールして読むことができる。
不調の時の回復方法として、足踏みや母音のみの発音による呼吸の調整、伴奏による誘導など、効果的な方法を学ぶことができました。

 

1.guの発声
guの発声を口を動かさないでお腹だけで発声する。
喉仏が動く。
地声→裏声→地声で地声か裏声かをきちっと決める。
2.地声と裏声を相互に出す
ドからファの間で地声と裏声を相互に出す
裏声をお腹をささえて出す。そのままで地声に切り替える。
裏声の時には喉の奥が若干開く。そのフォームのままで地声を出す。
3.Mi Nei
息を吸って溜めて、止めができるように意識する。
口をそんなに開けない。顔の筋肉を動かさない。
動かすのであればコントロールする。コントロールできないのがいけない。
上半身でがんばっているのを下半身に持ってきたい。
上半身と下半身が分かれている。
うっと固めてお臍の下に力を入れて、その上に上半身をのせる。
裏声の出だしをソフトにする。
肋骨を広げて空気を入れるトレーニン
イの発音は口を縦に使う。
高い音が続く時、裏声は気持良く出るようになった。
いろいろなトレーニングをすると声が安定してくる。

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1. 発声の基本
ハミング(ソファミレド)
「アエイオウ」(同音)
スタッカート(ドミソミド)
・軟口蓋で頑張るだけでなく、体が使えないと芯のない声になってしまう。
・高音域になると、体が前のめりになる傾向がある。
・高音に行けば行くほど、吸い上げるような感じで。
2. 課題曲
「マンマ」
・以前から課題である「tu」が浅くなりやすい。ウの母音をしっかり発音する。
「サンタルチア」
・息を前に吐いてしまう傾向がある。前に吐くと息が続かなくなるので、体の後ろ側を使い、縦に息を流すようにする。
・フレーズを2小節ごとに取っているが、4小節を一つのフレーズにして取ると良い。
息を使い過ぎてしまうという、指摘をいただきました。体を使うというより、息を流す事に意識が集中し過ぎているような気がします。特に高音域は体が使えていない自覚があるので、体が使えるよう意識してトレーニングをしたい。

 

1.高い音は、上へのベクトルと共に、下へのベクトルも意識する
2.高い音が苦しいのは、母音によって息の通り道が違うため
3.軟口蓋に息をあてて、その息の上に言葉がのる
口の中のポジションのイメージが徐々にできてきた。

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1.ブレスの練習 肩首をリラックス 背骨の延長線上に頭を。
背中に吸う。パンパンになるまで。 
8泊吸う8泊吐く 2泊吸う4泊吐く 1泊吸う8泊吐く 吐ききることにフォーカスする。
よほど意識しないとできない。普段から練習する必要性を感じた。 吸うときに肋骨からにしない。
2.あくびののどの確認。 
3.なまやわ行、さは行を1,2を意識しながら発声。
や行が言いにくくできなかったので、次回言えるように。
2人のトレーナーにつきなんとなく言わんとしていることが判り、発声の練習において、相乗効果が出てきているような気がする。

 

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1.長唄「石橋」(さっきょう)
素読
発声は、胸に手を当てた時に響きが伝わるように「ハイ、ハイ、ハイ」と出すのが基本。
無理に声を前に出そうとすると、喉が閉まってしまう。
発声源は後ろに取るのが、邦楽での発声の基本。
・実際の唄い
最初の「これ」の唄い出しを深く、かつ明確に唄う。
音程が上がるときに、上に響かせるのではなく、後ろに素直に抜くように唄う。
今までの音量は、せいぜい10人程度の相手に通用するくらいであった。
・10回唄い繰り返し練習
今回はさらに音量を強化し、100人、さらには700人(国立劇場クラス)を目標とした。
上半身が固まっていると、体に響かず、音量が強まらない。
腰帯の辺りの腰・腹に力を込めるのが、全身で響かせるための基本。
息を吸った時に体が釣り上がり気味になるのを、一拍落ち着かせてから唄いだす。
5回以降は最大音量を目指した。
このように、練習段階では限界を超えるくらいのレベルで、体を疲労困憊させることで、口先だけではない、全身から絞り出される声になり、1時間舞台に立って演ずるに耐えうる体ができあがる。
また、これにより、発音も息が通って改善され、明確になった。
但し、本番の演技で、このような最大限の発声は観客に暑苦しい思いをさせるだけになるので、少し抑え気味で落ち着いて演ずる。
今回長唄の基本としてご教授いただいたことが、平素の会話や楽曲でも、発声と発音をさらに明確化させるのに役立つことを確信できました。
<気づき>長唄と時代劇の共通点
長唄をはじめとする邦楽では、発声の基本として口腔の後ろ側から声を響かせることをご指導いただきましたが、その時に思い出されたのは時代劇の台詞とよく似ていることでした。
一例として思い出したのは、高橋英樹さんの「桃太郎侍」の殺陣シーンで出てくる台詞でした。
「桃から生まれた桃太郎!」、「一つ、人の世生き血をすすり」、「二つ、不埒な悪行三昧」、「三つ、醜い浮世の鬼を、退治てくれよう桃太郎!」
激しい殺陣をやりながらの発声と発音ですから、腰がしっかり据わって、息が上がらないようにするために、邦楽での呼吸や発声方法が有効であると考えられます。

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1.曲「パリは不思議」録音を聴いたら、高い音で歌っていると思った。キーinA、第一音はC♯の音、C♯のコードをもらったら、Fの音を取って始めてしまった。C♯の音が真ん中に来るコード、Aを指定しなきゃ、と思った。曲の真ん中の畳み掛けるところは、4フレーズを一つまとまりと考え、それが2つある。この部分を畳み掛けていかないと冗長になり、お客さんが飽きる。最初のまとまりは、畳み掛けて最後の「まぼろしを見て」でさらに加速、二つめのまとまりは畳み掛けて行って、最後の「私は知った」で逆にゆるやかにおさめ、「ああ、パリ不思議な街」と繋げる。「ああ」と「あああ」の二つとも難しい。「あ」は広がりやすい、べたっとしやすい。こういう歌は難しいが、練習に良い。自分は歌詞で行き詰まってしまった。日本語の歌詞の意味に共感できるか、体験を載せられるか、ということを考えると、自分が歌ったら白々しい気がする。でも、そう考えると、どの歌も白々しく思えてしまう。トレーナーいわく、歌い手は語り部、物語を語る第三者だから、別に経験がないと歌えないことはない。この美しいメロディを伝えると
か、いろいろある。自分は言葉を伝えなくては、というところにはまりすぎている、と思った。歌は朗読じゃない、メロディやリズムで伝えるものもある。
2.発声Ga同音3つ、Cから下のFへ半音ずつ、そこから上がってBまで。Bからmaミレドで半音ずつ下へ。GaGeGiGoGu同音でC~下のE、上のB、MaMeMiMoMuでC~B。録音を聴くと以前より、マシになってきた気がする、どこが、と、はっきりわからないけれど。
曲の中の畳み掛けるところ、本当はどんどん加速する、次のフレーズはその対比でゆっくりおさめる。早いし、日本語歌詞は言葉数が多い、そこをどう変えていくか。ここがうまくいっていない。普通はそこで崩れると、その後どんどん崩れていくのに、次にちゃんと立ち直っているから、曲が持っている、それは悪いことじゃない、むしろ良いこと、とトレーナー。なんとか、良いところを見つけようとして下さる、温かさを感じるし、励まされて頑張ろうという気持ちになる。トレーナーは下手くそな私の歌から、なにか面白いものを汲み取ろうとされるが、もしかしたら、人生への向き合い方も、そんなふうに取り組んだ方が楽しいんじゃないかな、と思った。

1.姿勢を正すこと
2.バテるのは鍛えるしかない
3.止まることをやめる、呼吸の練習やストレッチするだけでも、毎日、歌の表現に励むことを続けること。
4.誰でも気持ちや体調が落ち込むことは必ずあるが、がたっとしている時に踏みとどめることができるかどうか。
5.威厳をもつこと 
6.響きがたくさんになっている、広がっているから、集める。
7.ただうたっているだけで、表現になっていない
8.首が前に出ている。
9.蘇州夜曲は声質で聴かせられるような曲でもある
10.とりあえず体力をつける。体以上に声をだしている。
11.体作り・声づくりと、歌は別
12.トレーニングは器を大きくすること
13.楽しくないときも、歌わなきゃいけないのがプロ
・まずは、日常のなかで、姿勢を保つ意識を常に持つようにしようと思った
・先生と会えてうれしく元気がでた
・スタジオを出るとき、他のレッスン生の方と一瞬でも顔を合わせられて嬉しい気持ちになった
・”表現まで行っていない”という指摘を頂いた時に、歌うことが慣れてきたら、表現する段階にいけるのだと楽しみになりました。その領域にいけるように、必ずなりたいです。
日々、感動すること、記録にのこしておきたい感情や出来事、忘れたくないこと、こころ揺さぶられることがたくさんあって、気持ちの行き場が足りません。
それが自分の表現にこめられるようになることが夢です。

1.声を作らないように発声すること。
2.声を何処に当てるか意識すること。
3.アやラの発声はいろいろに発声出来てしまうので、難しいこと。
4.発声の出だしは丁寧にアタックが強くならないように、終わりは声が割れないように気をつける  こと。
・声を作らないで自然な声で発声するように気をつけるようになりました。
・アタックが強くならないように意識するようになりました。
・発声の初めと終わりに気を配るようになりました。
・声の共鳴する場所を気にするようになりました。

今月は尾崎豊さんの「僕が僕であるために」を課題曲としてレッスンさせていただきました。この曲はメロとサビのコントラストがあることが特長です。メロはキーが低く、ゆっくり一言一言噛み締めていく構成になっています。それに対して、サビはキーが上がり、流れるように進みます。サビはメロディーラインがはっきりしているので、音程が取れればある程度の表現にはなります。一方、メロは穏やかでキーが低いため、テンションを保つのが難しいです。レッスンでもメロの部分の表現が固まっていないとのご指摘いただきました。音楽があれば、ごまかせてしまう部分ではありますが、真の表現者を目指すとするならばそういった妥協は敵です。今後は、メロに対する解釈や表現を磨き、よりサビを際立つようにします。
当然体調に左右される部分はありますが、ぶれが少なくなってきた実感があります。うまくいくとき、うまくいかないときも日々積み重ねることを心にとめます。