レッスン効果・体験・音信 No.289

歌を1番から3番まで一つのストーリーとして考えると、強弱や緩急、音程などの変化のつけ方も見えてくることに気づきました。

 

息の使いかた(音程の上下があってもまっすぐなイメージ)
体の使いかた(お腹を押されても押し返す)
声に安定感が出るように思えた

 

下腹から息を流す感覚で発声できた時は、喉が開いて楽に音が出せる感覚がありました。

 

ロッシーニベッリーニドニゼッティ、の作品をきちんと歌えるという事は、声楽的な技術が安定している事の証。
例え派手さがなくても。プッチーニを派手に歌えるのも素晴らしくはあるが、声楽的なテクニックはこちらの方がずっと大変。
ロッシーニは可愛い、譜面づらは難しいし取っ付き難いが、慣れちゃうと曲がとっても可愛い。曲のイメージが全然違っていた。譜読み時はただただ難しく感じていたし、もっとおどろおどろしい雰囲気かと思っていたが、本当はとっても可愛らしい曲だった。

 

口の中の天井を上げているつもりで、上がっていない事が分かりました。口の天井がアーチ状で顎がしっかり下がっている時は、良い通り道ができて、息の流れに乗った声を出す事ができました。ほんのわずか口の中が狭くなっただけでも、声が出なくなったしまうことも分かったので、今日覚えた体の感覚を忘れないようにしたいと思います。

なんとなく歌声が変わったような気がします。ただ色々と意識して声を出さないとすぐ元通りの歌い方になってしまいます。意識する点を整理しつつ、トレーニングにはげみたいです。

 

内筋を使って声を出す事、(出来る出来ないはまだ完全には…?)身体で分かりました。
新しい発見があり大変有意義なレッスンを受けられて嬉しいです。歩みが遅い事もかえって良いと感じるこの頃です。

 

これまで知らなかった世界の扉を開けてもらい
ともに感動し、
そこをどう歩いていくのか、
具体的な見本をもって案内していただくようなダイナミズムのなかにあ ります。
レベルとしてはとても近付けないようなオペラ歌手の名を挙げてもらうことも、
新しいフォームでの発声を導いてもらうことも、
日本人の感覚にはない「暗い声」を勧めてもらうことも、
すべて自分にとっては新世界に等しく、
だからこそ面白みも増します。
面白いと思っているうちに、
少しずつ技術が身に付いていく。
いや、付いているのかどうかはわかりませんが、
とにかくレッスンが愉快です。

 

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訓練、練習法の伝授をしていただき、希望通り高音域も二音階ほど広がり感謝致しております。
御礼申し上げますと共に貴研究所の益々のご発展を祈念致します。

 

専門的で、先生方も良く教えて下さいました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。