レッスンからの声 No.289

1.「アエイオウ」。「ナネニノヌ」。
まず声を出す時に、声帯を優しく。口の中の空間をもうちょっと作って。
少し音程上げて。
2.「アイウエオ イウエオア ウエオアイ エオアイウ オアイウエ」。
3.驚いた時の口で「ア」。「エ」。「イ」。「オ」。「ウ」。
4.ぎゅっと目をつむって「アエイオウ」。
「泣き」といって、声が集まりやすくなる。
集まる感覚があったら、ダイレクトに集めたところに当たるように、息の通り道を作る。太く。
5.「アイウエオ イウエオア ウエオアイ エオアイウ オアイウエ」。カ行。サ行。タ行。ナ行。ハ行。マ行。ヤ行。ラ行。
カ行もア行と同じように、声帯の振動してる時間が同じ位になるように。
サ行、顎柔らかく。
タ行、でも集めるのは頑張って。
ヤ行、舌か顎か力が入っている。抜いて、広げて。
6.「アカサナタハマヤラワ〜」五十音。
アカサタナハマヤラワ、で一回切っていいので、しっかり。
なるべくアの響き、口の開き方と同じように、その後も全てムラのないように。
目を開けた時もつむった時と同じように集めて。
イキシチニヒミイリイ、ニ辺りで舌が上がり過ぎる、ニも少し縦に。
7.「アカサナタハマヤラワ〜」。高い音程で。少しずつ音程下げて。
下顎をもう少し緩めて。
「アイウエオ イウエオア ウエオアイ エオアイウ オアイウエ」。顎落としてスライドさせながら。
同じように、アカサナタハマヤラワ。
8.「アアアアア」。
お腹を使う時、お腹と当てるところがダイレクトにつながるように。
9.「アエイオウ」。 首を振りながら。
喉は緩ませつつも、お腹の息を当てる。
自分で間を作ってもいいので、まず自分でここ、とポジションを決める。
台詞も歌も、次のフレーズの通り道と当てるポイントの大体のイメージがある。通り道とポジションを決めてから、丁寧に。
喉を緩める方に気がいってるせいもあるが、一旦喉忘れていいので、ダイレクトに狙っていく意識で。
喉は緩めるけど、強い音でスタッカートで当てるので、強い息に耐えられるよう声帯はやっぱり引っ張らなければならない。
力みは取れてきたが、違うところを引っ張る必要がある。ポニーテールを引っ張られる感じ。
それを意識すると、今度は喉が狭くなる。難しいけど、空間は欲しい。
こっちを気にするともう一方がなくなったりとか、そういう事が起きてくる。バランス、段々分かってくる。
緩めるのと引っ張るのと、真逆の事を同時にしなければならないのがとても難しい。

 

1.リップロール(ドレミレド)
音を息(腹圧)で押し上げる。(特に3番目のミの音)
息を吐き切ったら、すぐまた腹に息を吸い込む。
2.アエアエの発声練習(ドレドレドレドレド)
口を縦に開き、鼻の両脇で口角を吊り上げる。(あくびのときの形)
エで舌を出し、アで舌を引っ込める。
3.アエイエの発声練習(ドレミレドレミレド)
アエアエの発声練習と同様口を縦に開き、「イ」と「エ」で口角を強く吊り上げる。
「イ」と「エ」は舌の使い方の工夫で出す。
4.メーアの発声練習(ドレミレド)
最初の「メ」で唇を開け、3番目の「ア」(ミ)で口蓋をさらに上げ、大あくびの状態にする。
5.ラガラガの発声練習(ソファミレドレミファソ)
6.ラララ、リリリ、ララレレの発声練習(ドレミレドレミレド)
「ラ」のときに舌先を上前歯の付け根に”明確に”ヒットさせる。
「レ」の発音のときに、下顎を下に落とす。
「リ」のときも口を縦に開く。それでも出せる。
自分の舌は比較的長く、思い切り口を縦に開けることで、舌が邪魔にならずに滑舌良く発音できることに気づきました。

 

1.高い声を地声で踏ん張る意識
2.中音域絞りすぎない意識
3.低音切り替え
高い声を意識をする事で地声で少し幅が広がった。喉の調子が戻ったぢけかも。
逆に喉の調子が悪い時の方が低い声が出たが、切り替えを意識したら少し出るようになった。

 

1.発声
・上半身、顔は力を抜く、リラックス。丹田を意識する。
・口を開けすぎない、口の中を開ける。卵一個分。
・アエイオウはだんだん次の音になっていく感じ。イは縦のイメージで。ウに向かってだんだんすぼむ感じ。
・息を深く吸う。
・目を最後まで開けて音を見るように。
2.アロハ ハワイ
・歌詞があるところとU-U-が全く同じに聞こえる。U-U-は余韻というか遠くに聞こえる感じ。
・高い音は高い音に来てから意識するのでなく、その前からそれに向かって出していく。
・低い音から高い音に行く時、練習の時、高い音から低い音から高い音へとやると良い。
・イは口を丸く。KUの時、ウは口の中は狭くならない。
・しっかり息を吸う。
・高い音ほど軸をつくる、丹田を意識する。前にならえの腰回りの感じ。
・鏡を見て顔に力がはいらないように。
低い音から高い音へ1オクターブ飛ぶところの練習方法を教わった。
高い音→低い音→高い音と練習すると良い。

 

1.前に重心を置きながら、呼吸、発声すると、安定する。
2.曲の時も、前に重心を置きながら歌うと、姿勢もよくなり、発進していることに気づいた。
3.口の開け方も、意識すると、開いて、声が前に出るようになる。
体を前に重心を置くことによって、姿勢もよくなり、声もスムーズにでるようになった。

 

1.ヒヒ ヒヒヒ ヒ  ヒッヒヒ ヒッッヒ ヒハホ    
足を肩幅より広くして立つ
足裏の前半分に体重をかける
踵が浮かないように 付けて
身体は多少前傾になってもよい
身体を安定させる
2.HaHaHoHo Ha Ho Ha (ミドレファミレド)
ポンポンポンというイメージで
歯切れ良く
指でスイカの種をはじく感じで
息だけで HaHaHaHaHa
レガートで
鏡を見て 口の動きを少なくして
(アオアオしかない)
ハア オー Ha オ ア (ソミファレソーミド)
Ha のところ テヌート 
お尻を振る
最初から振って
踏ん張れるように
二階席を見てもよい
この練習で姿勢が良くなる
以前から身体がフラフラしていて重心が分からず
歌を歌う時にマゴついていました。今回、足裏の前半分に
体重をかけて身体を前傾にしてみたところ、声の通りや
響きが違ってきた感じがしました。
もう少し続けて安定感を身に付けたいです。

 

1. 背中の筋肉を使って、喉の前側に力を入れずに、盆の窪から後ろへと声を出すイメージで発声する。
2. 息を吸ったままの状態で後ろ側で歌う。前に押さない。
息を吸ったままの状態で発声すると、楽に発声できる感覚がありました。

 

1.発声
(オ)(ホ)「ドレミレド」
・声を出そうとして、上の方に意識がいってしまっている。下の方に意識を集中させるための練習として、足を片足に引っ掛け、片足立ちで重心を出来るだけ下げて発声する。
・顎はできるだけ下げる。(顎を引くのではなく、下げる。)顎がしっかり下がっている時の方が力が入っていないので良い声が出ている。
・軟口蓋を引き上げる。
・構えず「声や音は適当」という気持ちで、下の方からの息の流れだけを意識する。
音色、響きなどを追い求め過ぎて、上の方に意識がいってしまっているとのご指摘をいただきました。
「ただ息の流れに乗った、自然な声を出す」言葉で言うと簡単な気がするのですが、実践するのが難しいことを改めて実感しました。下からの息の流れ、発音を意識しているつもりでも、どこかを狙ったり、集めて出そうとしてしまいます。自分で勝手に決めたポジションに集めている方が、今の自分にとっては気持ちも体も楽なのだと思います。この邪念を取り払うのがとにかく難しいのですが、これを改善しないと本来の自分の声が出せないことも分かるので、改善できるよう練習したいと思います。
先生もかつては狙ったり、集めたりしていた時期があったとのこと。現在の声を聞くととても信じられないのですが、先生でもそんなことがあったのだという体験談は励みにもなりました。ありがとうございました。

 

体を使った発声という言葉はよく聞きますが、体の内側の動きなので理解が進まなかったんですが、ハミングをしながら体を動かすトレーニングをしているときに、体が使えていないからわからないんだなと思いました。人によって理解の仕方が異なるため、正解さえわかりませんが、体力を使って声を出すものなんだなと今は理解しています。

1下アゴから下だけで発声していくイメージ。
2眉間や眉に力が入ったり上がったりしないように行う。
3ドミソドソミドのスケールを3往復。
・息を調節しないように行う。
・音が下がりがちになるが、うまくいっている時はのどが広がっている。
スケールの前半であったむせるような感じがなくなる。
・下がりがちになっている分を顔の上の力で対処したくなるが我慢する。つい上がってしまう。
・三つ目の最高音のド、早い時は二つ目の後半から息が足りなくなる。
のどが普段よりひらいているので息がだだ漏れになるが、そこを息の量ではなく身体でコントロールできるようになっていくように。
息と身体のトレーニングになるメニュー。
まだまだ息も身体も足りないと実感しました。

 

ブレスの時にハッピー、あるいはラヴなブレスをしてみる、そこからハッピーな歌が出てくる。ブレスの色で表現が決まる。嘆きの歌詞ならブレスからそうなっていないと嘆きは出てこない。無機質なブレスからは無機質な歌しか、出てこない。今、やっていることは、ブレスで音を立てないとか、丁寧に吸うということの延長。

 

1.「アエイエアエイエアー」ドレミレドレミレドーで。口を開けたまま。鏡を見ながら。
鼻の横上げて。頬っぺた引っ張って。
イをもう少し丁寧に。シャープに。
ちゃんと声帯使って。
2.「ミーアーミーアーアー」ドレミレドレミレドーで。
下の顎を下ろしていって。下顎脱力して下ろす感覚。あくびする時みたいなゆるい感覚を探して。
ミの時は力入って上に引っ張る。
吐く息の分量上げて。少し薄くてシャーシャーしてる。
今のミドルボイスみたいなところに腹圧かけていって。お腹の力だけでいい。
息も吐きたいんだけど、音も上がっていく、喉が絞まらないようにしたい、だから顎を下ろす、という動き。
息漏れさせる事はないんだけど、息を吐くのと顎を下ろすのを同じにしたい。
ミ♭ファソ〜、この辺り不安定で丁度いい。息の通り道をちゃんと作り、顎を下ろす。
一番弱いのがこの辺りの音域、でも表現が一番付きやすいのもこの辺であり、今の声質が一番フィットするところ。
そこはすごく身体使わないと、使えない。そこを力で無理やり出すと違う事になっちゃう。
腹圧かけて、と言ったところ、表現もそこから出てくる。
悲しい、楽しい、どうしようもない、という事も、そこの腹圧のねじれ方で出てくる音色が変わってくる。
顎はゆるゆるして開けておきたい、だけど鼻の横は引っ張って使いたい、その状態で出てくる時の音がお腹でしめてないから不安定。
でも、曖昧で決まり切った音色じゃないものが出てるから、使えるようになりたい。
腹圧を丁寧に、丁寧に、緩やかに丁寧にお腹を使う。少し強めに使ってみて。
アの時にポカンと開けて、思い切って開けて。鼻の横も引っ張って。最初のミからお腹じわっと使う。息の分量上げて。
怖がらずにボリューム上げる。ハァッという時みたいに口開ける。
一回身体振って。全部に力が入るとお腹のどこに力入れたらいいか分からなくなっちゃう。一旦リセットして。
怖がらずに息をたくさん吐いて。
今のだったら、ボリュームを上がっていっても、恐れている出し方にはなっていない、
通り道が掴めたと思ったら、その通り道に対して、それ相応の息の分量を吐くと、それ相応にボリュームが上がるもの。
通り道を作ってるから、ボリュームが上がったとしても酷い音にはならないから、ボリュームが上がってしまう事を恐れない。
通り道があってボリュームが上がるという事は、音が深まっていくという事。
そこを恐れてブレーキをかけてしまうと、その音の奥行き感もなくなってしまう、平べったい音のまんまになってしまう。
恐れずにボリュームを上げる。音を膨らませていく、奥行きを付けていくから、ボリュームを上げるんだ、と自分で思った方がいい。
3.「ノーアーノーアーアー」ドレミレドレミレドーで。
あくびっぽい開いていく喉の感じを掴む。開いた出口、支えたお腹、太い空気の通り道。
アの時に口も開くけど腹圧ももっと入れて。
一旦身体振って。
丁寧に通り道を辿ろうとするのはよいのだけれど、信じて飛び込む、という感覚も持ってみて。
音が深まる。音が引っかかりなく通っていってる。
首振って。
通り道はすごく大切だけど、出口をちゃんと緩ませてあげる事、お腹からちゃんと押し出してあげる事、二点位しかやらなくてよい。
押し出す方、それこそが表現の元の筋肉、そこを丁寧にたくさん深く使えるようにしておく。そこが今まだ弱いところ。
使っているのは内側の筋肉、絞り方とかコツがいる、自分しか分からない。
全部に力が入ってしまえば固まってしまうし、内側のとある部分だけ上手く絞る。どこを使ったら自由に支えていられるか。
コアを使う為に、まわりはダラダラさせておかないと、全てに力が入って分からなくなっちゃう。
ファソラ〜、この辺り使えるようになるといい、ラ辺りは歌によっては最初からファルセットで取る事もある、
一つの音に対してどの音色にするのかチョイス出来るのがいい。曖昧な音が欲しい。
一回身体振って。
お腹の中の筋肉丁寧に使って。
あくびして。
恐れずに、奥に音を広げる。音を大きくするのではなく、深くする感覚。レミファ〜、真ん中より下辺りが捉えやすい。
その時の身体の感覚を覚え込ませて、高い音でも使う。
わざとファルセットで稽古するのは、お腹にだけ負荷をかけるメニュー、筋トレの一環。
4.赤とんぼ
とても練習になる。いきなり難易度が高く大変。お腹でつながないといけない。
夕焼け小焼けの、で息吸っていいから、同じ通路ではなく、違った通路を通す。息吸ったところで一旦身体緩める。ゆっくりでいい。
ぎゅうっと力が入ったものを一回リセットして、もう一回取り直す事によって、音程や言葉の粒立ちをクリアに出来る。
長い歌でも自分の中で意識的にリセットしてやる事も有効。
自分の使いたい声を使いたいように使うという段階にきている。
丁寧に出そうとするあまり吐く息の量が足りていなかった。
自分でブレーキをかけてしまっている、卵が孵化するのにもう殻にはヒビが入っているというのに最後の薄皮一枚破けずにいた感じ。
思い切り出しても以前とは違っているようだった。恐れずに飛び込んでいかないと何も得られないという事が分かった。
思い切りよく力を入れる分、余計なところも力が入ってきてしまい易い、練習時には今までよりずっと意識して頻繁に脱力、リセットしなければ、と思った。

 

1.ロングトーン(ハミングで)
息を吐き切った次の瞬間、腹に息が自然に入ってくるのを感じる。
前の肺と後ろの肺両方に息を入れる。
2.ナの発声練習(ドミソドドドドソミド)
スタッカートのように、一つ一つの「ナ」を発声する度に、下腹を引っ込める。
引っ込めながらもそれを押し返す力を合わせる。
3.モの発声練習(ドミソドドドドソミド)
「ナ」は鼻で響かせ、「モ」は口で響かせる。
4.楽曲「慕情」(吉田拓郎
声が出し易い部分ほど、「下腹を引っ込めて押し返す」ための集中力を保持する。
題名の通りの感情を集中力で伝え切るつもりで唄う。
息と集中力を途切れさせないためにも、一字毎の発音にはあまり拘らなくて良い。
例えば、「どうして」の「し」は発音し難いが、無理に発音せず、子音「s」のみ聞こえさせれば良い。
歌われているシチュエーションを自分なりに考え、それを色に喩え、自分で決めて最後までイメージし続けつつ唄い切る。
歌全体を一つのシチュエーションとして考えると、強弱や緩急、音程などの変化も自然に付けられることに気づきました。

 

1.体の横と縦を大きく使って声を出す。
2.空気の流れを止めない。
3.声と息のタイミングを合わせる。
縦と横に大きく空間を作って裏声で「ふぁー」とやるトレーニングを自主トレでやってみたところ、頭がくらくらしてきました。しかしその方が鳴っている感じはしたのでもう少し練習して見たいと思います。

 

1.音の高さを変えるときも、響きは同じに保つこと。まだ気を抜くと保てない。
2.最後までお腹の支えをしっかり保つ
3.高音も下から届かせるのでなく十分上の位置から音を当ててくように
響きの統一された声・一つの流れの出来た歌唱

 

1.声だし
2.ハミング
3.息でのロングトーン
息でのロングトーンをやった後に声を出すと出しやすかった。(IW)

1.低い音は喉を緩めること
2.口をよく開けること
3.お腹に力を入れること
壁を押す練習にもっと力を入れます。

 

1.前回に引き続き、鼻濁音の練習。
ゆっくり、単語ごとに発音すればできるようになった。
関西以西では日常で鼻濁音を使わないそうで、私は関西出身なせいか すごく注意しないと鼻濁音ができなかった。
2.「カ」の練習で、舌が軟口蓋を弾く力が弱いため、やや不明瞭な「カ」になっていることに気づいた。