レッスン効果・体験・音信 No.288

自分の身体の状態が違うと思っていて、早くレッスンに行きたいと思っていました。
少し歌を聞いて頂いただけで原因を突き止めて下さったのには驚きました。
レッスン前と後では自分の感覚が戻ってきたので良かったです。この感覚が分からなくなってしまうのでなるべく忘れないよう、日々トレーニングを積みたいと思います。

 

実際にその情景の中に立たなくても、語りを聞くだけでその情景が浮かび上がってくるようにするのが語りの目的であり、そのためのテクニックとしてテンポ、トーン、方向性、緩急などを変化させる技術が役立つことがわかりました。
今はそれらを意識してやっているのでわざとらしさが残りますが。そのわざとらしさがなくなるほど自然にできるようになれば、目的は果たされると期待しております。 

 

「自分の声に耳を傾け、自分の出している良い声をきちんと記憶することが大事」とご指導いただきました。確かに体のポジションや口の開け方にばかり気持ちがいってしまい、一番重要な声に耳を傾けていなかった気がします。とても大切なことに気づかせていただきました。

 

体を動かしながら、発声したり、押されたりした時は余計な力みが減り、息の流れもスムーズになる。
歯を閉じて歌う時、前へ声が出る感覚を少し掴めた。普通に歌う時も、その感覚を生かして歌えるようになりたい。

 

かがんで歌う練習をした後、起き上がって歌うと声の通りが確かに違うので、この感覚を掴むためにしばらく毎日数回ずつやってみます。

 

手を振ると重心を保とうとして声が安定すること。
手を振って声を出すととても出やすかったのが分かりました。

 

レッスンで、「う 」の口で発声をすることを教えて戴きましてとても楽に息が吐けるようになりました。この口の形を維持して発声の練習をしたいと思います。

 

録音を聞くとトレーナーが何を指摘しているのかよく分かる。自分がちっとも対応出来ていない事に腹が立つ。
母音や子音によって、こうも発声にばらつきがあるのかと、これも録音を聞いて思った。

 

気がついたことは、発声練習の時も歌うんだ、ということ。ドミソミドなら、そのフレーズを歌うんだということ。コンコーネはあらかじめ音がわかっているけれど、発声練習の時はコードの音の中でドミソミドの音程を取るという感覚でいるけれど、コードの中でドミソミドを歌うという感じに変えていきたいと思いました。

 

風邪で鼻声だったが、トレーニングの発声ではいつもと変わらぬ声が出た。

 

眼と眼の間から、喉の下から、と発声について今まで闇雲にやっていた部分が大きくありましたが、喉の筋肉の使い方を変えて、それによって出し方、出す声の種類を変えていくということを知りました。今まで以上に、声を楽に遠くに出せるように感じました。

ある愛の詩」は曲の背景や歌詞の意味を知って歌うことが大事と感じた。
録音を聞いて高い音で力がはいってきる時は前へ聞こえてこない。
息を使って歌えている。

 

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<研究所からのお知らせ>

羽田圭介氏が第153回芥川賞を受賞しました。
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8月7日単行本発売(文藝春秋