<歌レッスンの感想> No.285

1. 発声練習(喉の下、頭のてっぺん)、ハミング練習
2. 歌唱練習「いい日旅立ち
 「いい日旅立ち」は低音をきれいに保って最初から最後まで歌わなければならないので、今までにないいいトレーニングになっている。

 

1. ロングトーンの発声で、ラ、ド、ミを出し、喉の状態をそれぞれの音の高さにちょうど合わせて、音ごとに変えないといけないと分かった。
ラを出していたときに、低くて出しにくいような気がしたのは、ラより高い音を出す時の喉の状態にして発声していたからだ、と 気付いた。
これまでは喉の状態は、低音、中音、高音 の3種類くらいで、変えていただけだったが、1音1音に最適な喉で発声するようにしていきたい。
こういうことは 今までも本や冊子で読んでいたが 今回初めて実感できた。
2. お腹(丹田)に適度に力を入れて発声すると、声が出しやすかった。いつもお腹には力を入れていたつもりだったが、外側の腹筋だったり、余計な力だったりしたようだ。

 

1.スタッカートで下のシまで練習
2.声帯をきちんと閉じられるように
3.息が漏れていないほうが大きく聞こえるが,漏れてる方が自分では声を出している感じがある。
鼻を意識して発声してます。

 

自分で、喉が鳴りすぎているような気がする。
「いいいいおおおおお」で発声
5割近くはマイクなしの練習をいっぱいする。マイクを使えば下手でも響く。
壁にかかとと後頭部を付けて両手を頭に乗せる。
トレーナーが毎日実践している呼吸のトレーニン
メトロノーム60
息を吸って・息を止めて・吐く。
口は開けっ放し。息を吸う音、吐く音は立てない。
5秒・5秒・5秒
次は6秒 10秒まで頑張る。
メトロノーム40で12秒までやる。
レーニングの前にやって、トレーニング中、最後にもやる。
1日トータル5、6回位。
これは、呼吸+横隔膜のトレーニング。
横隔膜は、自分で動かない。心臓と同じ不随意筋。呼吸の力が必要。
呼吸の力で肺にたっぷり息が入ることで肺が下がって広がって、横隔膜も下がってお腹が膨らむ。腹式呼吸の原理。
自分からお腹を膨らますのは腹式呼吸ではない。
こういうトレーニングでしか、横隔膜は鍛えられない。
2,3秒ゆっくり息を吸ったら、思いっきり息で「FU」5回。
今度は、ろうそくが5本あると思う。勢い良く5回。
イタリアに300年前からある伝統的な呼吸の訓練法。
手は下ろして
喋っている声で
「はあ」
はの「H」を気にする。5回。
「あーうー」これ自体喋る。喉は打たない。
「あー」Hは無いけどあるつもりで。もっと流す。失速しない。
喋っている感じで「いー」「えー」息を通す。
つっぱらない。出だしと終わり優しく。
「いっいー」
「あっあー」
「おっおー」開いてる「お」
短い方にも息を送る。歌っちゃわない。喋る。
「いいいいええええああああ」
「えええおおおああああ」
階段が見えない。
「はあ」5回
「あーうー」5回
Hを意識して「あー」
「いいいいおおおおお」
喋っている声で。
喉を使っている感覚は無いのに、輪郭がはっきりした。
声→演歌・ジャズ・ポップス・ロック・シャンソン・オペラ
色んな音楽の種類があるが、ジャンル分けされる前の声。
声楽家は特別な事はしていない。
元は今のところ。
響きを付けたいとか、奥を開けたり、色んな事をやってはいるが、まずは何も無い所。
単純な声を鍛える作業。今やっているトレーニングは区分けをしない。
「あー」
Hを意識。最後までHが流れて欲しい。
「あーうー」
「あー」
「いいいいいおおおおお」
「お」をもっと開ける。

壁を付けているのは、姿勢を良くするのではなく身体が小さなイタリア人や、フランス人がやっている、支えるという行為。
アッポジャーレ「よりそう、寄りかかる、もたれる、そっと置く、連結させる」
壁に寄り添っている。もたれかかっている。普段は、姿勢が前に行っている。
呼吸の通り道を作って、呼吸のトレーニングをして、呼吸筋と呼吸の通り道のバランスを整えようというのがアッポジヤーレ。
だから声が出しやすい。
壁がなくなった場合。体重を後ろに感じる。
前に行くと呼吸の流れが止まる。
普段の姿勢が前のめりになっているから携帯をやめた方がいい。歌手としての呼吸が乱れる。
レーニングで息を流す感覚を掴む。
流れる感覚が全く違う。楽になる。喉でやっている感覚ではなくなる。微妙な感覚を掴んでいきたいと思います。

 

1.唇のプルプル、下向くと出来るが、顔上げて出来ないのは、口の回りや顎に力が入るから。前歯と上唇の間に息を入れる感じ、プルプルさせながら音程をつける。指の腹で唇の少し上を押さえるとラク。声の方向としては下から上方向へ持って行く。息をたくさん使うので、圧をかける良い練習になるが、息を吐きすぎても、かえってプルプル出来なくなる。
2.発声時に後ろに重心がかかっている。まっすぐにするために、前回はトレーナーが背中を押したが、今日は前に重心をかけるため、トレーナーにみぞおちの上を押してもらい、そこへ体重をかけながら、声を出す。その部分が発声時に前に出る。その下側はへこむ。体重をかけるだけ、押そうとすると力みになる。重心は前にかけるけど、イメージは帽子のつばを後ろに広げる。高い声は息の量が多すぎ、もっとピンポイントで細く集める。重心を前にかけて歌うと、足の付け根の支えがわかるようになる。
3.コンコーネの12、階名読みはいろんな母音が出るので、あっちこっち行ってしまう。シュティですると、息が多すぎて、声がかすれてくる。息が少なくても体が使えてたら、もっとロングトーンで歌える。調子悪い時に息ばかり出すと、どんどんかすれるので、足の付け根の支えを使う。片足を前に出して、重心をそこへかける。どちらかの片足に重心をかけ、バランスを変えることで支えの感覚をつかむ。あるいは、壁を押しながら歌うのも良い、前に重心をかけながら。支えの感覚をつかみやすいのはどれか?、下半身を腰でキープするために腰を立てる、重心は前。コンコーネは次回、シュティ、あるいはブロォィのオを細く作って歌う。

 

1)リップロールは、アプローチで勢いを付け過ぎず息の分量を均等に
2)声(息)が細くて明るい軽い所へ入ったら、後はそのままそこへ息を送るだけ
3)高音は、口腔内の共鳴(鼻腔、軟腔がい、後ろ)をいかに共鳴させるかで音量とかが決まる
4)声の天井は、音が高かろうが低かろうが一緒
5)曲の際、口腔内のイメージは広く高く保ち、ラフに優しく息を柔らかく扱う
6)曲の際、曖昧な母音のまま口の開き方も曖昧なままフレーズを成り立たせるだけで自然な言葉で聞こえる
2.気づいたこと
1)声を前に当てて行くイメージは良いが、それを力でキュッとするのは良くない
2)発声時のブレスの際、鼻腔の後ろをクッと立ち上げてから次の発声に移る
3)良いポジションへ入ったら口で固めてキープしないで息を丁寧に流す
4)曲の際、息を流す事に重点を置いた方が言葉が勝手に流れてくれる
3.課題
1)どうしたら身体を締めずに重心をさげられるか考える
2)どうしたら抜け易い声で自分で力を入れなくても声が送られていくか考える
3)子音を使って、いかに口の中を自由にするか考える
4)響きを保ちながら口を開ける工夫をする
曖昧な母音、曖昧な口の開け方で響きも良く言葉もハッキリ聞こえるようになってきた

 

1.ナの発声練習(ドレドレド、ドレミレドレミレド、ドレミファソファミレド)
2.アの発声練習(ドレミファソファミレド)
3.イーエの発声練習(ドレミファソファミレド)
4.イーアの発声練習(ドレミファソファミレド)
5.スタッカート(ドレミレド)
息と響きのバランスを取る。
最高音では力が入らないように軽く飛ばす。
実際歌うように、リズムを意識する。
6.楽曲「季節の中で」(松山千春
本歌では松山千春さんがかなりの高音域で歌っているが、当面は低音域で無理にならないようにレッスンし、慣れるに従って本歌の音域に近づけてゆく。
歌い慣れていない曲をレッスンする場合、節回しについては楽譜に忠実に従うのが基本。
但し、楽譜が耳コピーで作られている可能性もあるため、本歌の音声も聴いて確認すると良い。
シンコペーションに引っ掛けるように歌うと、メリハリが付いてわかり易く聞こえる。
聞き手に聞こえやすくするために、楽譜に忠実に歌う必要があることに気づきました。

 

1.RU・PU・TU・KUサッシュッヒッ・ス~サッ
後ろ脇腹保ったままで。調子のバロメーターにする。調子悪くても一定を保つこと。サッサッのところ戻る感じにならないように。(保つのが抜けた)
2.Sa~Sa~Saをミドミレドでレガート。タンタンタンタンターンと一個々にならないように。左右片足。両足で。口を今より上下5ミリずつ開けてと言うのに倍ぐらい開けてしまった。以前指示してもはっきり現れない人も多いのに私は大きくはっきり現れるとおっしゃっていた。サービス良すぎるのかも。今回もそれが現れ大笑いした。
3.fa・ha・fa・a・a・a・fa・ha・faをドミソファミレドミド。早いテンポ三段階でfaを減らしていくので付いていくのがやっと。だんだん流れてしまうが上手く間違わずに付いていった時は脳トレという感じだった。感覚がどんどん先を読んでいって人の意志は凄いとおっしゃっていた。

 

1.体操
2.モ、ロで音を伸ばし半音づつ上げて声をだす。
3.マママママで声をだす。
4.「見上げてごらん夜の星を」をスローテンポで歌う(発声練習)
5.コンコーネ22番の音取り
6.「アラジン」の後半の音取り
[レッスンのポイント]
<発声>
・音の行き先を見て絞る
・柔らかく
・肩の力を抜く。絶対に上げない。
・ごっくんと飲み込むところを開ける。口はどうでもいい。
・マママママは音を押さない。ひと息で。ポジションが変わらないように。
見上げてごらん夜の星を
・「ささやかな」の「ささやか」は大きくしない。捨てていい。「な」に向かう。「な」を開ける。
 「な」は息でもっていく。
・小節と小節の切り目をつなげる。同じところから出発する。
・息をはきながら歌うことと、語尾を丁寧に歌うことがこのテンポでは自然に出来ている。
<コンコーネ22番>
・歌のように歌う。
・息をまわす。高い音は息でもっていく。高い音を狙うのではなく。
<アラジン>
・軽く歌う
・音とり
口の奥を開けて(ごっくんと飲み込むところを開ける)、息を使うことを学んだ。

 

1リップトリルで上がって下がる
2「はっはっは…」と音程を意識して息を吐いてからドレミレドで「ぱぱぱ…」又は「あああ…」
息をしっかり共鳴に活かす感じが少し分かっておもしろかったです.

 

1.ニャー!ネーイ!のところ お腹の支えをしっかり
2.息はノドとクチを通り過ぎて一気に頭の上に送る
3.上に送って自分から離して奥も目の後ろも開けて軟口蓋天井高く
音程は喉でとらない
音が高くなるとき上顎あげる 階段を上がるように
レッスンのはじめから そして自分だけでも正しいところでレッスンを始められるように頑張ります

 

1. 喉の前側に力を入れないように、背中側を意識する。
2. 声のチェンジのところは特にピアニッシモで発声する。
3. 盆の窪と頭の上が結ばれているイメージで歌う。
盆の窪と頭の上が結ばれているイメージで歌うと、高い音も楽に出すことができました。

 

1.オー (ドレミレド)
2.ブレスの練習
何も考えずに口から出入りする
口は小さいよりは大きくして
ハァー(吸う) ハァー(吐く)
気楽にリラックスして
1・2・3・4 1・2・3・4
壁に後頭部と踵を付ける
手を頭に上で組んで 降ろす
舌を2mm奥
3.オ~ (ドミソミドミソミド)
息をどんどん吐く
息の流れ  
穏やかにゆっくり丁寧に吸う
あくびの口で
ソの部分は長めに
1・2・3・4 1・2・3・4
1・2・3・4・5・6 1・2・3・4・5・6
1・2・3・4・5・6・7・8 1・2・3・4・5・6・7・

口を横に開けないように
口先「ウ」の形で 口の奥は「オ」
カモノハシやアリクイの形
オウオウオウ…
(ドレミレドレミレド)
息を長く吸ったり吐いたりするのが少し楽になってきましたが、
ドミソミドミソミドの最後辺りは苦しいままです。

 

1.発声練習
どんな声になっても良いので、高い所を狙わずとにかく流す。
流す感覚がとにかく難しく、流そうとしていても、押し出してしまったり、音を狙ってしまったりします。また正しい音程で声を出すことを優先してしまい、どんな音になっても良いという気持ちでチャレンジする事がなかなかできません。
2.浜辺の歌
焦らず、穏やかな丁寧なブレスで、「私は歌える!」という気持ちで歌う。
1)流れの意識 2)口の形を変えない 3)とにかく丁寧なブレス、の3点が大きな課題だと分かったので、しっかり意識して練習したいです。

 

1.英語の発音を本腰入れて勉強しているので、息の量が増え、その結果ヴォリューム感は増したことが分かった。
2.その反面、力に頼りすぎてしまい、響きのバランスが取れていないことも判明した。謙虚に声の現状をとらえる必要がある。
3.曲が繋がっておらず、途切れ途切れになってしまっている。歌手のイメージに引っ張られず、自分のできる範囲で曲を解釈することが必要。

 

そのときの声の位置付けを理解することができるので、分析に大変役に立っています。(曽我み)「キサス・キサス・キサス」は自分のなかに、ある種の固定化したイメージがあり、多くのアレンジを聴きながら、いつのまにか、これは正しい、これはテンポ変え過ぎと、勝手に判断していました。
それが、実はこちらが偏狭になっていただけで、もっと自由で千差万別 なのだと知れたのはかなり目からウロコ現象でした。
しかも、あり得ないほどの(つまりこれが固定観念です)速さで歌いな がら、ブレスの箇所を決め込んでいくというトレーニングは、
半世紀生きてきた自分が一度も経験したこのない手法です。
面白い、と思いました。
面白い、というのは大事ですね。
ともすればマンネリになりがちなトレーニングのなかで、面白さを見つけていくのもまた努力のひとつなのだと思います。