レッスン効果・体験・音信 No.259

息をしっかり吐くと、息が正常に流れる気がします。子音長め、口を開けることによって発声しやすくなる。

体を使う方向に行くと、声が楽に出ます。高音の裏声の出方が最近良くなりました。

以前は慢性的に喉が不調でしたが、最近積極的にスタジオで練習するようになり喉が良くなりました。継続的なトレーニングは喉に優しいのだと思いました。

 

腹でしっかりと支えて声を出すだけで、発音とは違って体が熱くなるので、しっかりと出しているなと思います。使うエネルギーも違うのでやっぱり疲れますね。

 

「歯を閉じて歌う」というトレーニングによって(この時に喉に力が入りすごないよう注意)は、子音を前に出したり、響きをそろえる効果があった。さらに、その状態で両手をぶらぶらしながら歌うことで不必要な力を抜くことが出来ることが解った。

 

ドの高さで、裏声でもなくガリガリしたりキンキンしたりもしない、まともな声が出て驚いた。

タートルネックが強く喉で押し出される感じがはっきりあった。

お腹をしっかり使ってるつもりだったのに全然使えてなかったが、

喉を丁度良い具合にする感覚が少し分かって嬉しい。

 

先生のお陰で歌をもっと頑張りたいという気持ちになれました。

本当にありがとうございます。

 

声を前のほうに出すイメージが持てました。

お腹を使いたい時に、ピケを使うなど、イメージなどでこんなに声の出方が変わるとは驚きました。

前のほうに声を出す、お腹をもっと使う、が引き続きの課題だと思いました。

 

気持ちをこめて歌う気持ち良さを教えてもらいました。ありがとうございました!

 

ワゥの時、口の中にいつもと違う空間があった。

両頬の一番高い所の裏側辺りの口の中がぽかっと開いていて、ここがフワフワ浮かんで、なんだかどうにも止まらず楽しくなった。とってもアホ面な感じな気がしたが止められなかった。

頭がぼうっとしてきましたか? と聞かれた時、ぼうっとしててすぐに答えられなかった。

とても自由な気分でご機嫌で帰宅後、すぐ鏡を覗いたらまだ笑顔だった。

後で録音で聞いた、レッスン終了時に言った「ありがとうございました」の自分の声が、今までに聞いた事のない軽やかさで、とても嬉しかった。

 

口の形、舌の位置を意識することで深い声が出せる事が分かった。

息を吸う感覚で声を出す事が伸びのある声につながる事が分かった。

肋骨をはがすことで広がりがあり、無理のない声が出せる事が分かった。

 

体の中を脱力し体は真っすぐでリラックスして発声すると良く響いた。

歌う時に感情を込め表情を歌詞の世界に合わせると表現力があると感じた。

 

自分では最近良く声が出るようになり、またオリジナルの声(良い声?)と思える声になってきたと感じる事が増え、普段の練習もとてもやりがいを持って取り組めています。そろそろ実際の歌の細かいニュアンスとか表現を足していく練習にもチャレンジしていこうと思っているところです。

 

今日はコンコーネの出来がよく、自分でびっくりです。今までのレッスンの効果と思います。

 

良い発声とそうじゃない発声の声色の違いを録音で認識できたが、聞きなれず違和感がある。意識していつでもそういう発声にコントロールできるようにしたい。

 

呼吸する上で、これまで意識していなかった部分の使い方や、地声で出せる音域を広げていけるよう発声練習をする等を学べました。

 

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記念大会の構成番組でナレーションを担当しました。

出演者は吟士権(日本一のタイトル)を持つ若手ばかりで、私自身の吟がどれ程未熟なものかがよくわかりました。

表面は涼しそうに吟じていても 声のコントロール(絞る?でしょうか)の為に舞台の翌日には背中が痛くなる…そうで、裏声を使わない、かなりパワーの要る詩吟では 私は体と息が上手く使えずバラバラ、目標までにはかなり遠い道のりです。

声を修練することは 人生そのもののように感じて 他の事には全く興味を持たず または他の事でも 声の事に繋げて考えてしまう このガチガチさが 声そのものや表現に出てしまっているような気もしますが、是非一度先生に今の私の声を聴いて頂きたいと思っています。

 

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「これからに期す」

 

若いトレーナーをみていると、本人の変化とともに発声や教え方も変わり、こちらもいろんな勉強になります。

そんな過渡期に、他の人の指導を任せるのはどうかと思うこともあります。しかし、タイミングや運のようでいて、人と出会って変わっていくのは、その人自身の才能であり実力だと思うのです。

 

日本の声楽の先生は、みな自分だけは正しく教わり、正しく発声している、自分だけが正しく教えられるという人が多いのですが、そういう壁を、これからの若い人がやぶり、世界に名を冠する人がでていかないと、これから先がないと思います。

私もですが、二十年まえにそのようなことをいっていた人の多くは四十年まえにそういっていた人をまだまだ超せていないようです。技術だけでは限界があります。

私は門外漢なので批判されても批判することはありませんが、役者やポピュラーの世界には正解はなく、どのように、その人を世にだしたかの結果がすべてです。

 

貴兄の声については心配していましたが、中高音の負担が離れ、よくなりましたね。話し声がそのうち同じようになれば、レッスンの負担は減るはずです。が、今はやはり、ステージやその環境に専念すべきと思います。

ともかく、慢心せず孤独に耐え、大業をなされることを祈念いたします。

 

あと十年もたてば、貴兄が否定的にみている先達たちの、こともわかっていくと思います。二十年、三十年とみないとわからないこともあります

感謝と御礼を込めて。 

福島英