レッスンからの声 No.259

表情筋を引き上げるといっても、無理に笑顔を作るんじゃなくて、心の中に笑顔を持つ。その方が自然。太ももの付け根は持ち上げない、むしろ下へリラックスさせる。声が揺れるのは息が流れていない証拠。中へこもらせないで、外へ流して。e母音を暗くしない。高い音は身体を上げない、下へ引っ張る力を使って上下に。音が飛ぶところ、音程を目立たせると、しゃべっているところから離れてしまう。

普段しゃべる時は表情があるのに、歌う時になると表情がなくなってしまうのは以前からの課題、今日の「心の中に笑顔」のお話はきっと私の力になってくれると思います。

 

1.ハミング

2.アのスケール

3.曲

4.ウのスケール

気づいたこと

・喉の奥や口、ベロにまだまだ力が入っている

・歌う時に表情が無機質になると歌は伝わらない

・声も遠心力を使って遠くへ飛ばす

(野球のホームランバッターのように、魚釣りの竿のように)

・もっと体の中(唇より中)は脱力し心身共にリラックスする

・良い声を出そうとする欲求よりも、息(声)を遠くへ届ける作業を意識

体の中を脱力し体は真っすぐでリラックスして発声すると良く響いた

歌う時に感情を込め表情を歌詞の世界に合わせると表現力があると感じた

 

音程やリズムに気をつけて、軽く歌っているとかえって、音程がぶらさがり、リズムもズレていた。しっかり歌おうとすると、今度は頑張り過ぎて、音程に乗っていない。その中間くらいの頑張りで。「ケサラ」は全体を繰り返し、練習すること。

今日やっと「ケサラ」が手拍子二つで取れました。今まで細かく刻まないとリズムが取れなかったものが、手拍子二つで取れたら、全体がつながって、声が止まらずに歌えました。素直に嬉しく思います。

 

「アー」ドレミファソファミレドで、今出せる一番良い声で。

地声が裏声っぽくなっている。

ハミング、ドレミファソファミレドで、ちょっと強めに。

最初のチェンジのところがいつもちょっと裏声っぽい。

7つの練習について。眼と眼の間から、は一番大事だったりするが一番難しい。

これが弱いから裏声っぽいのかもしれない。

鼻の下から真っ直ぐ前へ、ちょっと強めに。

口から真っ直ぐ前へ、普通の大きさで、お腹を使って。

普通の大きさとは、楽な大きさの事。

こっそり抑えめにするのではなく、楽に出せる大きさ、メゾフォルテ。

まだちょっとガリガリ気味、ハッと息吐きした時の様に全くガリガリしない均一な感じが良い。

わざとちょっとだけガリガリさせる出し方もある、声帯が綺麗にブーンと鳴る出し方、声帯の力を丁度良く抜くとそうなる。今、ややこれに近くギリギリ許容範囲のちょっとガリガリ状態。

こればかりやっていると緩みっ放しになり、声帯をきゅっと一塊にする力が弱くなる。

強くなってちゃんと力を入れられるようになれば、わざと力を抜いて簡単に出せるようになるが、今は力を入れられなくてこうなってしまっている状態。

のどの下から、「アー」ドレミファソファミレドで、普通の大きさで。

「アー」ソで、ロングトーン

お腹を使ったがフラフラしていた。

「アー」ソで、ロングトーン。お腹を使わずに、強く大きく。

お腹を使った時と喉が違うはず、こちらがこの音を出すのに丁度良い喉。

さっきはお腹で無理矢理出してフラフラしていた。

しかし、もっとお腹をちゃんと使えると、喉が丁度良くなくてもフラフラせずに出せてしまう。

お腹がちゃんと使え過ぎると、丁度良い喉が分からないままいってしまうので効率が悪い。

お腹をちゃんと使えると、聞いてる側も、喉が丁度良くなっているのかいないのか分かり難い。

幸い(?)な事に、お腹がちゃんと使えずふらついていたので、丁度良い喉でない事がすぐ分かった。

あまり高音や低音はちゃんとチェンジが出来てないので良くないが、歌で使う範囲ならどの音でも良い。

丁度良い喉を探すには、お腹を使わない、お腹を使うと見つからない。そして大きな声で。

小さいと喉が丁度良くなくても出せてしまうので。

良い声でさらにそれを長く伸ばすには、見つけた丁度良い喉でお腹を使うと良い。

しかし、お腹を使わなくても丁度良い喉なら結構楽に長く出せる。

 

「アー」高いドで、ロングトーン。お腹を使わずに、強く大きく。

いつもより喉が使えている。いつもはもっと裏声っぽい。

いつもより子供っぽく感じるかもしれないが、高い地声はそんな感じ。

出し慣れて強くなると、それほど子供っぽくは聞こえなくなる。

タートルネックに喉が突き出す感じがするのは、

いつもより喉をちゃんと使ってる感じがあり、喉が覆われているから、苦しいような感じになるのかもしれない。

地声の最初のチェンジの辺り、ソラシドの辺り、いつも裏声っぽかったが、今日はロングトーンでちゃんと出せた。

今までは、ちゃんとチェンジしないまま裏声っぽいところでごまかしていた、整理していくように。

ドの高さで、裏声でもなくガリガリしたりキンキンしたりもしない、まともな声が出て驚いた。

タートルネックが強く喉で押し出される感じがはっきりあった。

お腹をしっかり使ってるつもりだったのに全然使えてなかったが、

喉を丁度良い具合にする感覚が少し分かって嬉しい。

 

1.発声(Aスケール)

チェンジが大雑把になっている(特に普通に出る中域がいい加減だった)というのが普段の練習で自覚できたので、それを2週間ほど気をつけて練習していました。その成果を見ていただきました。

トレーナーからは、

・「ゆっくりのテンポで練習していくように。」

・「一音一音すべてをチェンジするのは大変なので、まずは2音飛ばしくらいで今まで以上に細かくチェンジしていくと良い。」

とのアドバイスでした。

自覚が出たことはすごく良い事だと言っていただいたので丁寧に練習していきたいと思います。

2.ハミング(やや強く)

高音がよく出る時は低音があまり出ず、低音がよく出る時は高音があまり出ない、という事が多い。

これはその時々の調子であり、実力ではないとの事。

3.裏声

相変わらず裏声はまだ全然できません。

喉に力が入っているからだろうという事ですが力の抜き方がまだ分かりません。

今日はトレーナーに見本を見せていただきました。参考に模索しながらコツがつかめるように頑張ります。

※裏声と「地声に息を混ぜた声は違う。裏声を歌う時は声帯が震えないように。」

 

 

顔の力を抜く。必要以上に頭声に頼らず、声は体から出すようにする。

地声からファルセットに移行するところがうまくいかない。

ファルセットは悪くないが、通らない。

私のような体つきならば体の奥から息を出して頭に響かせるような歌い方より、お腹から声をだすような方が良い。

自分では力強い声を出しているように思っても顔の力を抜くことを指摘されると横隔膜の片が動くようになって吐ける息の量が多くなり声も出しやすくなる。

顔、喉、胸のあたりを柔らかくしておくと息をダイレクトに声に送りやすい。次は初めからそれでできるようにしたい。

その声をキープするには本当に体の中を意識して使わなうてはいけないと感じた。

ファルセットへの移行下手だから、もっとファルセットを地声に近づけたい。

 

口でブレスをしてのどを開くこと、自分の芯から声を出す感覚、肺に息を入れて横隔膜辺りをえぐり上げるように息を出すことを学んだ。

課題は、以下の3点。

・鼻ではなく口でブレスをする事を癖つけること。

・横隔膜あたりの筋肉を動かせるようになること(特にスタッカートでの発声時)

・頭蓋骨の中心もしくは首の後ろ側に意識を持って、体の芯から声を出す感覚を定着させること。

レーニング内容は下記の通りだった。

・「オ」を使って「ドレミファソファミレド」の発声

・上記の内容をお腹で切りながらスタッカートでの発声

・「ヒアオアヒ」を使って「ドレミレド」の発声(口を縦に開ける)

・「オ」を使って「ドレミファソラシドレドシラソファミレド」の発声

・「オ」を使って「ソシレソシレソ」の発声(レガート)

・「イ」→「オ」を使って、「ドレミレ」(イ)→「ドレミファソファミレド」(オ)の発声

上記のメニューを舌を口の一番高いところにつけ、鼻をつまんで行った。

 

鼻にかかっている

高い音はさらにかかる

鼻をつまんで、たっぷり口から息をすって発声

喉落として鼻より下に

響きにたよらない

もっと下から身体の芯からでてくる声になるように

鼻をつまんで思い切り息をはく練習をする

 

「オオオオオオオオオー」ドレミファソファミレドー、で。

「オオオオオオオオオー」ドレミファソファミレドー、スタッカートで。

上の方に行かないように。

口をちゃんとオにして。

「オオオオオオオオオオオオオオオオオー」ドレミファソラシドレドシラソファミレドー、で。

口からたっぷり息吸って。

鳩尾の辺りをしっかり持ち上げて。

しっかりオで。

「オオオオオオオー」ドミソドソミドー、スタッカートで。

お腹も使って。

肩、力抜いて。

「オオオオオオオー」ドミソドソミドー、レガートで。

お腹しっかり使って、腰でお腹を支えようと思って。

鼻つまんで。口から思い切り息吸って。その方が綺麗な声。

コンコーネ2番

もっと口から息吸えると良い、いっぱい吸った時の一番奥のポジションで音を出す。

地声からファルセットに変わることろでしっかり舌を天井にくっつけておいて、

より奥に付けようと思って。

Già il sole dal Gange

舌付けると下アゴが出る、下アゴ引いて。

お腹から持ち上げて息を送って。

Col raggio doratoの2回目の最高音raggioのところで喉がピョコッと上がってしまう、

腰をぐっと落として、逆に口を閉じようと思って、舌を付けたまま。

今は発音が不鮮明かもしれないが、慣れてくるとしゃべれるようになるので今のポジション続けて。

声が前に出ないように、生っぽくならないように。

 

 

息の配分、準備をする

のばす歌詞 次の音の直前に最後の音を 息が続くように

のばしている間 母音をさらに出すようなつもりで音を保つ

クレッシェンド 息が勢いも量もふえる感じ

 

最初は体調が悪くてフラフラだったので、息を吐くレッスンさえ倒れそうでした。そんな状態だったのに、終わったら声がかすれながらも出て、一ヶ月ぶりくらいに声を出して、本当に出すのが怖かったのですが、しかものどに全く負担がかかっていないのがわかり、先生のご指導に感謝です。

元気なときに元気な声が出るのは当たり前ですが、声を出して逆に元気になることもあるのだなあと思いました。

驚くことに、ずっと寝てたのが、この日を境に体調が回復し、声と体がつながっているんだと実感です。

先生のレッスンで、いい匂いを吸い込むようにという言葉など

イメージを言葉で伝えてもらう場面が多かったのですが、私には非常にわかりやすかったです。

どんなときも、いい顔で、いい香りを吸い込むように息をし、自分からいいものが出ているように声をだしたいと思いました。

今まで司会やラジオの仕事のとき、キラキラしたものがお客さんに伝わるといいなと思ってやってきたのですが、日常は全く心がけていなかったなと思いました。特にレッスンだと受身なカオをしていました。

今回のレッスンを録音してみて、福島先生の本に繰り返し出てくる、自分の日常の声を愛してない方が多いというフレーズがよくわかりました。ボイスサンプルや仕事や、自宅練習のときなどいつも自分の声を録音していて、取り立てて嫌いではなかったのですが、今回レッスンで先生と『会話』している自分の声を聞いて、こんなにも暗く弱弱しく鼻声だったのかと、恥ずかしくなりました。

普段日常のときも仕事のとき同様、明るくはっきりと声を出していかなければと思い、初レッスンは、道のりが10000歩としたらまだたった一歩で、今から勉強して・・・と途方にもくれますが、それでも歩きはじめたと、たくさんの発見のある大きな一歩でした。

 

 

「ファッ」×4の時に口に空気が入ってしまって、

ほお袋のようになってしまっていた。

「サッ」の時と出し方の感じは同じ!

「Fut」の時に唇を軽く噛んで出すのを忘れない。

「Saエアオア」の時、最初は慣れなくて声が出ていなくて、

途中より良くなった。

高音になるとSaの子音が少なくなる!注意。

前もって準備が必要。

「Maオア」の時、

ただ発音するだけじゃなく、腹で支えてしっかりと声を出す!

「Ma」の時に口を巻き込んでしまっていた。

前に出すイメージ。

 

今回は、テンポのゆったりした曲を使ってのレッスンをした。フレーズの後半になると体の支えがなくなったり、子音を前に出すことが出来ずにしっかり歌えていないことに気付いた。そうしたフレーズで歌うには、後半だけを意識したのではすでに遅いため、はじめから不必要な力を入れずに歌えるようにしていく必要がある。また、

発音をするときに、のどの奥でするのではなく前でするように意識することと正しい母音でないと声があいまいになることがわっかた。自分はこうしたいという思いはあるがそれを表現できる技術が足りないため、繰り返し練習していくことが必要だということが解った。

 

からだの踏ん張り、というのが感覚として少しわかった感じがした。

今までお腹の支えとかを意識していたけれども、単に声を出すとき、

スタッカートのとき、凹ませないという形だけを意識していたけれど、踏ん張り感みたいなものが少し感じられたところがあり、声も少し楽に出せるようになった。

声もしっかりでているという感じ。

今回は、片足を上げるということでそれを感じることができたが、それを両足をつけた状態で、再現させることが課題である。

ちなみに、最後に片足で膝を曲げながら発声をしたけれども、動作をすることに一杯で、自分の声とか体の感じに少し意識が向いていなかった気がする。

何をするにでも、自分が何を感じ、それをやることでどんなことが違っているのか、ということを感じ取れる集中力を持つことが大事だと思った。

スタッカートはなかなか難しい。「粒を立たせる」そのためにはお腹の踏ん張りが大事。

口を立てに開くというのは、少しずつ定着してきた気がする。

片足を上げるということで、踏ん張りというものを、より感じられ、

帰ってから踏ん張った感じで発声してみたけれども、ずいぶん高音が楽にでるようになった感がある。

ただし、いきなりその状態で歌えるということではなく、色々探りながらそういう状態に持っていけるというのが現状。 

 

・3度ア

・3度S-Sa

・5度ソファミレド、S-Saオアオア

・5度ソファミレド、S-Saエアオア

・今の声のチェック

Sa

のどの疲れがなく高い音が出せた。強くSを発音すると腹圧を感じ、おなかをかなり使っているように感じた。

3度ア

MDを聞いて1音目がバチッと入れていない。やや低いように感じる。響きが低いような気もするし、音程的に♭しているようにも聞こえる。発声中はそのように感じなかった。

3度の音はバチッと、2度の音は外れているように思わないので、1音目の準備が(高さ、口の中の)足りていないのかもしれない。スケールの高低にかかわらずこの傾向がある。

少し高めの音程から、最高音の少し手前までは、1音目の♭する幅が小さいように思う。

3度Sa、5度Saでは、3度アよりもスパっと入れている。これが1音目の準備なのかと思う。

3度ア

背が反っている。下アゴを引く意識が強い。

同じアの音なのに、何種類もの出し方で出している。ほっている?

Sa

最初が開ききっていない(口の中)。

体の支え、下の意識だけでなく上にも。

強くSaがいえた時は余分な動作が少ない。

5度Sa

ほっぺたにつけた手の平に集中。Saで開いた口を変えない(閉じない)でオ。

半分くらいの割合で、オで口が閉じている。半分くらいになっている。閉じなくてもアと聞こえる。

強くSを言った時は、腹圧がかかり、発声の準備、口の準備ができている。そのまま言い切る。

ほっぺたに手の平をつけ、口が開いても、オになってそんなに変わらずに発声できている。

 

Maオアオアオアオアーのフレーズを、音階を上下する

際の休符で一切の余分な動きを省きながら。

フレーズそのものに付点のリズムが付いたり、テンポアップ

したりと幾つかのバラエティをもって。

Maではなく、Faになった時に致命的に息が伸びなくなり ます。

これは歌だけではなく、語学学校でも指摘されてきた点で、どうにもF音やV音が苦手です。口の形がそうなのでしょう。克服するというよりは、目立たなくしていく方向での努力だと思っています。

余分な動き、力みを取っていく意識は、以前に比べればかなり自然なものになりつつあります。先生がよくおっしゃるいい意味での軽さに近付ければ、レパート リーも広がると思っています。

何をやっても、自分には、じとーっとナメクジのような湿気系の伸ばしがありますので、それを小鳥のさえずりのような軽快さに変えていくことができればと思うのですが、しかしそういう人生だったからこうなるわけで、恋でもしないと不可能かもしれません。

 

 

1.3度スケール、ノ

2.2度(ドレドレドレドレど)アエアエ

エで舌を出す。あくびの口を作り、鼻の横を持ち上げてから発声

3.3度(ドレミレドレミレド)マメミメ

あくびの開いた口の中をできるだけ保ち、舌を出したまま行う

4.3度ミイア(ミエア)

イで少し開き、アで最大にする

2度アエアエ、3度マメミメ

口、舌の動き、鼻の横を持ち上げる。ポジション、フォームを作っていく練習。軟口蓋を持ち上げるとか、口の中を縦に、広くというのは、こういったことを意識して使って覚えていくということ。

楽に出せる音域でもかなり不自由だった。

レッスンの中で対応していくので精一杯だった。

今月のメニューを繰り返し行っていき、感覚を深めていきたい。

 

 

1.体操

2.発声練習

・ドレドをマモマで半音ずつあげて歌う。

 [注意点]

    ・力まずに体の下から発声する。

  ・目線をまっすぐにする。

  ・あごをひく。

・ソファミレドをマママママで半音ずつあげて歌う。

 [注意点]

    ・音が下る時に押さない。

   ・息をはいていく。 

  ・レガートに。

  ・高めの音は高めを用意する。

・ドミソドをミミミマー半音ずつあげて歌う。

 [注意点]

  ・ミをしめないで。

  ・早めに息をおくる。

3.When you wish upon a star(「マ」「ラ」「ル」)

 [注意点]

   ・日本語のウは平べったくなりがち。平べったくなると響かないし、音がつまる。

  ・ウだけど、オに近い感じで、口の中を縦にひろげる。

  ・奥をあける。ハミングで響かせるところを響かせる。

  ・口の中を縦にあける感じで楽に発声できる。

  ・今日はいつもより半音高く、ファ#まで出せた。

 

 

頭から抜ける感覚はなんとなく分かったが、そこに自分でもっていくことが難しい。

また、ついつい口で歌おうとしてしまうのでそこも気をつけたい。

お腹で支えて、上で歌い、しかもそれらがひとつになるようにしていきたい。

 

・首で音を止めしまっている。首の後ろが引っ張られる感じとお腹で支えて息をしっかり吐くこと。

・低音は開くだけ。固めない。高い音は息をさらに吐くこと。高音も何もしないで広げるだけ。

・音が降下するところでもたつく。

・準備したら全て任せてしまう。

・言葉を前でさばくとチグハグになるので、全て同じラインに載せて歌う。

・あくびと息を下に!絶対に甘えないこと。元に戻そうとしない!

前の歌い方の癖がなかなかとれず、前回より状態がよくない。しっかり感覚として理想の発声に近づけるようにしたいです。

 

腹式呼吸と発声

「ア~」「イ~」「イ~ア~」

・顎は下げ、口角上げ、口の奥を大きく(アクビのような大きな口)開けて、発声する

・口から下向きの、下腹部(丹田)を通り、さらに下まで広くのびているパイプをイメージして、そこを通す感じで発声する

曲練習

テキストp54(前半)

・上記の呼吸と発声を意識して、深みのある大人っぽい声をイメージして歌う

・今日のレッスンをふまえて、テキストp54の曲(後半)につなげていく

 

1.表情筋をVの字に引っ張り上げて、それを後ろで結ぶようなイメージで。それぐらい引っ張る。

2.後ろ向きに歩いて発声すると声が頭上に抜ける感覚を得やすい。クジラの潮吹きのようなイメージ。そのイメージは未だ体感できていない。

3.身体を真ん中から開いて外に向かって開放するイメージをもつ

良い発声とそうじゃない発声の声色の違いを録音で認識できたが、聞きなれず違和感がある。意識していつでもそういう発声にコントロールできるようにしたい。

 

 

呼吸

・息&声を出すたび、ますます下腹部に空気が入っていくように、腹式呼吸する

発声

・声帯を合わせる感じで、緊張せずに、発声する

・ア~a~

・アアアaaa

・ナナナnanana

・ンガンガンガnganganga

・ニャニィニュニェニョnyanyinyunyenyo

50音交錯表

・身体の各部分(頭部・首・肩・腕)リラックスさせての発声で、『ア行』

《次回の課題》

・『50音交錯表』の子音を加えての発声

・身体&心ともに、緊張しないで、リラックス・リラックスし、自然体の呼吸&発声を!

 

呼吸と発声

まだ浅いので、深くする

胸に力が入っているので、抜く

腹筋、背筋をしながら発声し、

ポイントをつかむ

発声の際、お腹をひっこめることを

意識していたが、下っ腹は逆に

広げるように意識すると、

声に響きが出ることを学んだ。

 

1.鼻、頬骨、おでこ、頭の後ろで共鳴させて、発声。

2.口、喉等の上半身は力を抜いて柔らかくする。

3.お腹から息を吐く際もお腹は凹ませずに、膨らんだ状態で吐く。

4.3で吐く息に声を乗せ、1で共鳴させる。

頬の筋肉を上げた状態(笑顔の状態)で少し、高めに発声することで遠くまで届く声が出せたと思います。

その際、上半身の力を抜くことと、共鳴させることを意識していきたいと思います。

また、吐く息に声を乗せて、声を共鳴するまでの一連の動作をマスターできるように日常の生活から意識していきたいと思います。

 

 

ストレッチ。声を飛ばす練習。

「イエス、ノー」「ハーイ、ヒー、フー、ヘーイ、ホー」

リップロール。50音あいうえおいうえおあ。

「ヅ」「ジ」「チ」の口の時の舌の場所。下の歯の裏。

子音の先に「チ」の音が来る。

子音と音が分かれないようにする。

スー…ッと空気が出た先に音が来る。

チー…チッ!にならないようにする!

鼻濁音、今まで使ってきた癖を直すのは

大変かもしれないけれど近づいている。

今のまま練習!

ガ行、鼻濁音。鼻から息を抜く。

鼻をつまんで出すと出せる。

後はンガ、ンギ、ング、ンゲ、ンゴをそれぞれ繰り返し出すと、何処が付いていて何処が動いていて動いてないのか、感覚をつかみながら出し方がわかるかも!

 

滑舌に関してはラ行だけだ。

言葉を飲まないように注意していきたい。

あと、滑舌を意識しない読み方をつまり、自然に読めるよう心掛けたい。

 

「スーッ」と4つで吐く、4つで吸う、4つストップ。肋骨が広がるのを感じながら。

唇を合わせ「ブルルルルルルルー」と震わせる。

巻き舌。

ハミング。高音で大きくならないように。

軟口蓋のストレッチ。

唇を合わせ「ブルルルルルルルー」ソファミレドーで。ドミソドソミドーで。

舌を下唇の上にペロッと出し「ハッハッハッハッハーッ」ソファミレドーで。

小さく。小さくしようとすると息が出なくなる、息は吐いて。

 

舌先を軽く歯ではさみ「カッカッカッカッカー」ソファミレドーで。

息を吐こうとして息漏れしてる。小さく、息は吐いて、でも漏らさず、芯のある声で。

舌先を軽く歯ではさみ「キッキッキッキッキー」ソファミレドーで。

子音出して。ケにならないよう。

自然な舌位置で「カッカッカッカッキッキッキッキー」ドシラソファミレドーで。

息が漏れないように。アゴ楽に。

歌い終わった後、息吸った時に軟口蓋上げて眼の後ろ鼻の中全部開いて、準備万端で次の音。

「ウォフウォフウォフウォフウォフウォフウォフ」ドミソドソミドで。

軽く小さく。息漏れないで、お腹しっかり。

「ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ」ドミソドソミドで。

「ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ」ドドドドソミドで。

ちゃんと準備して。

「バッバッバッバッバッ」ドドソミドで。スタッカート、軽く。

「バーバーバーバーバー」ドドソミドで。レガートで。

お腹しっかり。2音目大きくしない。お腹固めない、柔軟に。

口の中縦に広く。

「ヤーヤーヤーヤーヤー」ソーファーミーレードーで。

準備して、最初の音しっかりぴったりに。

音の上を行く。息流したまま。

「ヤヤヤヤヤヤヤヤーヤッヤー」ドシラソファミレドードッドーで。

ヤッは軽く。ちゃんと吸えてない、準備出来てない。

「ネィネィネィネィネィ」ドミソミドで。

抜けないで。霞がかってる。

閉じてるところ、蓋閉めないで、開けて。広がっていって。

「アーアー」、弱く裏声「アー」からオクターブ下げて地声「アー」。

軟口蓋上げて。入るところ探して。鼻に入れない、自然に。

前にいきそうになったら奥開けるとか入るとこ探す。

音程が下がってる、副鼻腔にいっていないから。

奥開いて、下ではなく上だけ。

鼻の中に菜箸入ってると思ってそれを後ろまで通して脳みそ持ち上げる。

右手拳で背中右を叩きながら。

息が流れてなかったり、奥開けようとして掘ったり、上アゴでなくて下を開けたり、

どこかに力が入ってしまっている。もっと楽で大丈夫。

 

口の中にこもらずにお腹を使い、声帯を合わせて喋る。ハミングは奥の方に行かず眉間のところで小さく言う。喉でなくお腹で支える。ハミングから口を開いたら、お腹で支えてぶれないようにする。軟口蓋を開ける。地声から裏声に移る時、出来るだけ前の方に持ってくる。歌のリズム感がないので、はっきり伝えようとしながら歌う事などが課題。体で歌う。

 

ハーイ、ヘーイと遠くに飛ばす。

イーヒッヒッヒッの時は口角に当たる感じ?

50音交錯表は言う時に急ぎすぎない。

ラ行。の時に巻き込んでしまっている。ゆっくり。

ろらりるれ!

サ行。そさしすせ!

タ行。ちつてとた!

滑舌を改善。

鼻濁音。舌の後ろを下ろすだけ。

鼻に抜ける声。

げごがぎぐ!ごががぎぐげ!

P61の7音は良かったようです。

P65の〈3〉は発音の仕方が違ったり、意味がわからない言葉や読めない言葉をしっかりと予習してこなかったため、すらすらと読むこともできませんでした。

苦手な鼻濁音やサ行、タ行、ラ行などには印をつけたり、鼻濁音は特に録音したりして練習し、ちゃんと鼻濁音になっているか確認する!

 

 

帯をおへその上にくるように締めて頂く

椅子は尖っている方が後ろ

1.息はき(3・1・15ー20)

お腹で息を吸うというと、前ばかりになってしまいがちだが、後ろ、腰のほうに、しっぽのほうに入って、帯を広げるように。息を腰まで通す。

腰はしっかり据えて、体は柳のように

視線はあまり動かさない

表情は柔らかく。息を吐く時も帯を膨らませるように

2.「はい」で三味線を鳴らす。

地面にしみ込むようなイメージで声を出してみる。

3.飴売り

4.石橋

正しい声の出し方をしようとするあまり、言葉になっていない。

意味を考えながらやって行く方が良い。正しい声の出し方をしても通じないこともある、相手に意味が伝わることが大切。

私はここにおりますのは、もともと、大江の貞本という名前でありましたが出家して、じゃくしょうほうしというおぼうさんになっております

私は中国へ行きたいという望みがあって、日本海を超えて、やっと石橋のたもとまでやってまいりました。

その向こうには、文殊菩薩という知恵の仏様がいらっしゃる、と言われている地、清涼山の手前まできています。

ここで一休みして、これからはしをわたろうとおもいます。

大江貞本、実在の人物。結局は橋は渡らない。牡丹の花とたわむれる弟子お姿が見え、橋を渡るにはもっと修行しなければと。

こおれは、ではなく、これは。じゃあくしょうではない、じゃくしょう。

コピーしてみる。どこが違うのか自分で気づくことが大切。

「これは大江の」「こ」の入り方、発音、響かせ方が、現代風と古典とは違うので、2つできるようして場面によって使い分けられれば良い。

正しい発声のことばかり気にして、意味とか伝わるなどが頭の中から抜けてしまっていました。ありがとうございます。

現代風と古典の発音の違いを聴かせて頂いて良く分かりました。使い分けができるようになるのを目指したいと思います。

 

 

ハミングのときにのどを使って無理やり声を出しているということが判明した。普段もあまり鼻を使っていないということがわかった。自由自在に使えるためには時間がかかると思うが常に意識していきたいと思う。

また体の後ろへの意識を常に持ち続けたいと思う。

 

 

「アエアエアエアエアー」ドレミファソファミレドーで。

日本人は身体の使い方が苦手。動物的でない。身体も小さく薄っぺらい。

声を出すには動物的にちゃんと身体を使わなければならない。

普段感じる違和感は、この辺りが原因の事が多い。

口の開け方。

元々開いてないところから始まるのではなく、もう開いているところから始まる。

何もないところからバカッと開けるのは大変、ある程度ふわあっと開いてる状態から開く。

普段から既にふんわりと開いている状態でそこからふわあっと開けると苦がない。

閉じているところから始まるか、開いているところから始まるかは大きな違い。

開け方の感覚。

口を開ける時に使う筋肉と閉じる時に使う筋肉は、顔半分から上の両側面にある、下顎は吊られているだけ。

下顎を降ろそうと頑張ってもそこに筋肉はない、意識すべきは側頭部の辺り。

口が開いてる感覚を持って、という時、この辺を使う、すぐ使えなくても意識はして、少なくとも下顎を降ろそうとしてはいけない。

頭の両方の斜め上、ミッキーマウスの耳辺りがぱかーっと開いちゃう感覚。

自分で開けようとして開ける感覚ではなく、なんとなく開いちゃう感じ。

「ワゥワゥワゥワゥワゥワゥワゥワゥワゥワゥワゥワゥワゥー」ソファミレドレミファソファミレドーで。

両手をミッキーの耳辺りに浮かせ、もにょもにょ閉じたり開いたりする、その手を使って口を閉じたり開いたりさせる感じ。最後のワゥーできゅうーっと閉める。

あまり大きな声だと喉に気がいってしまうので、小さめの優しい声で。

上見て考えると意識が下にいってしまう、目線は真っ直ぐよりほんの少し下めで。

口の辺りがあまり意識されなくなる、とても軽く感じるはず。

この感覚、これで、普段しゃべっている時も、そうでない時も、物を考えている時も、この辺でしゃべってる感覚で思うように。常に。

ポスターのエディット・ピアフも口周りがリラックスしてふわあっと柔らかい感じ。

側頭部辺りを使っていつも口を開けておくとこんな顔になる。

そうでないと、硬く薄く固まった顎になってしまう。

「フゥーフフフゥーフゥーフゥー」ソーソソソーミードーで。両手を側頭部に浮かせて開閉しながら。

ワゥの時に感じた、鼻の中をふわあっと息が流れている感覚、これを増やす。

息が鼻の中を流れる、出て行くというよりは吸い込んでる感覚で、息を流して。

声を大きく響かせようと声を鳴らす事ばかり考えがちだが、ただ声を鳴らしてもだめ、

流して響かす、伝えるものがないと、最初のアエの時のように硬く止まってしまう。

頭がぼうっとしてくる、それが大切。

身体の中動かして息を流すと気持ちがよくてぼぅっとするはず。

「アエアエアエアエアー」ドレミファソファミレドーで。両手を側頭部に浮かせて開閉しながら。

最初のアから息を流して。最後のアーできゅーっと閉じて。

高音になるほど頭がふわーっと大きくなっていく感覚で。

笑顔になる。身体に矛盾なく素直に身体が動いている状態。

普段のレッスンとはまた別に、この身体にやってもらう感覚を身に付ける。

 

喋るにしても歌うにしても口を使う。口の開け方が大切。

1.口のあきかたについて

喋る時だけでなくいつも口があいている意識でいる。

2.マ~メミ~モ~~~ (ソソソソミド)

部屋などの「空間を感じる」。外側から体を使う。部屋が全部自分の口の中だと思ってみる。

部屋の広さ・空間を感じ、部屋の四つ角などに意識をずらしながら言う。そこに届ける感じで無く、感じる。

そんなに大きな声入らない。

何も無いところから何か作る、小さな所から広げるのは大変なこと。

3.下あごについて

下あごは単なる枠。この枠をしっかり取る。

上あごは切れ目が無い。→頭蓋骨全部を上あごと思う。

もし下あごが取れてどこかに行っちゃたら、喉はどこまであると思うか?…鼻ぐらいまでありそうな気がする。

喉は下あご周辺・首のあたりだけと思わない。下あごにとらわれない。

4.下あごと首がくっついちゃっているのが良くないので、はがす。

奥歯を噛んで、首と剥がす。(片方ずつ)

「カカカ・・・・」

喋る時もはがしておいて喋る。首の後ろを感じる。

空間を感じて、外から体を使えるようにする意識、というのが勉強になりました。

この意識に関しても、きっと今後色々な現場で仕事をするうちに、そうか、これかと、はっとする時が来るのではないかと何となく思っています。それを楽しみにまた頑張ります。

 

1.下あご

下あごは自然に動かす。

首と下あごはしっかり分ける。下あごは、首の筒の単なる枠。

首は下あごまでではなく、その上までも首。首はすごく長い。それを使っていない。

[トレーニング方法]

奥歯を噛み、前歯をみせて、首を傾けて、カカカカと発声(小さく、優しく)あごのラインを出す感じ。あご(後方)と首の間に指をえぐるような感覚。あごを動かす。

下あごの横幅を感じられるようになる。

奥歯を噛むことであごを楽に使える。

かなり後ろを使う感覚を持てる。耳のあたり。体の前の方を使い勝ちであるが、そうすると、体の前と後しかなくなり、平板になる。前、横、後を使うことで立体になる。

下あごの横幅を感じることで、舌がフワーと暖かい布団のようにゆったりする。

舌の力が抜ける。これも大事。

2.舌

[トレーニング方法]

舌をできるだけ前に出し、横(耳のあたり)を感じながら、メンメンメンメンと発声する。

舌が普段よりふくらんでいる感じになる。

3.口の開け方

ただ口先を大きくあけるのは違和感がある。口の周りに力もはいっている。

それとは違って、頭をパカーンと開けることで結果として口の中があく。

頭が全部口になる。さらには、部屋であれば、空間の隅まで口になる。

空気感を感じ、楽に自由にあけられる。

そもそも口は開けたり閉めたりするのではなく(生と死)、常に開けているもの。

体に自然に感じることを追求していく。体が教えてくれる。

今日はいろいろなことを教えていただいた。いろんなことを体得するためのよすがになる教えであると思う。ありがとうございます。  

 

息を吸うイメージで声を出す事、息を吸う事と口を開ける事と音が出る事を別々の感覚でとらえる事を学んだ。

課題は、以下の4点。

・吸うイメージで声が出る感覚の定着

・舌を常に上げた状態を保つこと。

・息を吸う事と口を開ける事と音が出る事を別々の感覚でとらえる事

・鼻をつまんでも声が変わらないように発声する事

・「アエアエアエアエアー」で「ドレミファソファミレド」で軽く発声

・「ふぅ~」を使って吸うイメージの練習

・「ふわぁ~」を使って、「ドレミ」の発声(吸うイメージ)

・「アエアエアエアエアー」で「ドレミファソファミレド」で軽く発声(それまでの練習での感覚を踏まえて)→この際、鼻をつまんでも声が変わらないようにした。

息を吸う感覚で声を出す事が伸びのある声につながる事が分かった。

 

最初は声をしっかりと出そうとしていました。

口を横に広げて声を出していたようです。

今の自分が普段の声と歌の時に使う声の違いを学びました。

普段の声も歌う時の声と融合して出せるように出来るといい?

声を出す時に使っている筋肉は、開いた時と閉じた時の二箇所。

なので表情筋を上げて歌うよりも、

普段から頭をあけておくこと、口をパカーと開けておくと声を出すのが容易になる。

手を頭の両端でもにょもにょしながらワウワウワウと声を出した。

手と声を合わせる。強く出すよりは普段の柔らかい感じで声を出す。

最後はワウゥ~…と指揮者の最後のように手もしぼる。握る。

頭がふわーと大きくなるイメージで。

子音と母音は母音が先に出る。ワウワウ→あの口が先でワウワウ。

その時に必要なのが鼻がふーんーとなっていると、鼻に息を通す感覚。

レッスン時にはいい匂いというイメージでやりました。→フワ~フワ~フワフワフワ~…

ラエアエアエア~…の最後はなくなるのではなく、むしろ大きくなる感じ。

 

1.顎の構造と口の開け方

・上顎はどこからどこまでか?

下顎以外の頭蓋骨全部です。つまり、下顎だけが頭蓋骨から分離できる構造になっているのです。

・首はどこからどこまでか?

頭蓋骨のすぐ下(頭蓋骨を支える骨=アトラス)から一番上の肋骨のすぐ上までです。首と上顎は連動しており、個別に動くことはできません。

2.下顎の独立性を意識した練習

噛みこんだ状態でのカの発声練習(ソファミレドレミファソファミレド)

左右いずれかの奥歯を軽く噛みこみ、噛みこんだ方の首筋を伸ばすように首を傾け、下顎の後側(エラの辺り)を意識しながら発声します。

大きな声を出すのではなく、頭の中に声が収まるくらいで、発音は頭の斜め後ろで意識するとスッキリ発音できます。

3.童謡「たきび」の歌詞の朗読

これも同様に、左右いずれかの奥歯を軽く噛みこみ、噛みこんだ方の首筋を伸ばすように首を傾け、下顎の後側(エラの辺り)を意識しながら発声します。

奥歯が噛みこまれているために下顎が動かない分、上顎のどこか動けるところを意識するとスッキリ発音できます。

フレーズ毎に区切って読みます。

 

 

1.舌を出して、ねんねんねんねんねん、ドレミレド。

舌が引っ込まないように。はっきり発音しなくてよい。

そのいちで、なああああ。まで続ける。

ねんねんねんねんねん、なああああ。」ドレミレド×2   だんだん音程を上げていく。

なああああ、の声が出ていれば良い。

舌を出してる時の口の状態がお得。

・舌に関して…舌をだらんと死んだ魚のように出す。

もう少し前から舌が出てる感覚で、前に声を出す。

・口の開け方に関して…口はあまり開けなくても良い。親指1本分くらいで良い。

2.ねんねんねんねんねん、なああーああー

お腹を抱えトイレが100mくらい先にあるイメージで、前に出す。

ちょっと泣きそうになる。泣く時、口の筋肉も開く。

吐くように歌う。

かなり高い音程を出したのに苦しくなかった。

3.「おーーーーーーーい」

最初は、最大限に叫ばず、軽く呼ぶ感じ。どんどんおーーーーーーーいと伸ばして行く。

イメージを変えて声を前に出して行く。

遥か下のほうにいる仲間へ→危ないからやめておきなよの声→割と遠い向こうの頂へ

猫のあくびのような口の開け方も使い、おーーい。

録音を聞いて、お腹でなく喉を使っているように聞こえる。

4.ドレミーレドーで「あああーあーあー」

下の支えを忘れず。

バレエのピケ。下は刺す、上は伸びる。3つ目の「あ」で刺しつつ前へ。

あくびが出る口の形も意識。お腹の支えを忘れず前の方へ。

開けるところを開ける。

息は足の底から吸う。

「スー」吐息を吐く。前へ。これを長く吐くことを続ける。

あああーああ。

3つ目の「あ」で最高音まで行ったら、あとはそのまま置いていけばいい。

 

今日の収穫は体を動かしつつだと、のどに全く負担がかからない、ということを『実感』しました。

本にも運動のあとの発声は出しやすいと書かれてますが、具体的に体の動かし方を教えて頂きながら、言葉、声ではなく、体から『音』

をだしている気持ちになり、どんどん自由になりました。

汗もかきました。汗をかかずにここ何年か声を出してきたのだなと気づきました。先生はもっと大粒の汗をかかれていて、一生懸命レッスンしてくださったことに、ありがたく思いました。

劇団に入っていたときはあんなに大声がでていたのに、アナウンスになるとなぜ出にくかったのか、よくわかりました。

じっと座ったままであの体からの音が出るといいな、どうすればいいのか研究していこうと思いました。

前回のレッスンで、風邪が治り、今回のレッスンで、全面回復して精神的にもエネルギーが戻ってきました。声を出すってやはり、健康回復にもすばらしいと実感です。 

 

 

1.オでの発声練習(ドレミレド)

口を縦に広げることを目的にしていますが、縦に広げた状態を保つのは結構疲れました。

それだけ普段は縦の広がりが少ない証拠と考えられます。

欠伸を意識すると楽に口が開くようになりました。

低音域では全身で声が響いていましたが、高音域では歌おうとする意識が強すぎ、上半身だけで声を出しているような響きになっていました。そこで、歌うことを意識せず、普段話すように、汚い声でも構わないくらいの意識で発声したところ、高音域でも声の響きが実感できました。

舌根に力が入り過ぎていることにも気づきました。

2.エでの発声練習(舌先を上前歯に当てた状態でドレミレド)

力が入って縮んでしまった舌根を伸ばすことを目的としています。

実際には、舌がいつもの習慣で縮もうとしますが、このように舌を敢えて伸ばして空気の通り道を広く作ることで、以前より楽に響かせることができるようになりました。

後は、自然に、出したいように声を出すこと。体を一定に固めるのではなく、自由に体を揺るがせて使っても良いので、体の自由度を広げておくと楽に出せることがわかりました。呼吸も焦らずゆっくり目に息を吸うくらいでも間に合うようです。