レッスンからの声 No.370

同時にやることで、抽象化する。語尾のフェードアウトするような感じが優しさに感じる。

動きに関しても、力を入れすぎずに本来使う筋肉を使う。そうすることで、セリフのいいかたも大きく変わるし、リアルになる。体を使う感じ。

口の中が閉まっていると鼻声や、聞く側に意図とは異なって伝わってしまう。台詞を意識すぎると、口の中が狭くなる。開けてしゃべる。

語尾をシャープにして、気持ちの強さを持つだけで変わるのを感じた。

言葉にするとは最後に出てくる。熱いと感じて、体が反応して、声になる。

この整理を明確にしていく意識を持つ。メリハリにもつながるし良い流れになる。その転換点を探して遊べるようにしたい。

新たなやり方と人間の心理を自覚することができた。その視点で、世の中の物事を見るようにしていきたい。

 

 

顔を上に向けて歌う癖(高音が出やすい気がしていたので上を向きがちでした)を矯正することによって、こんなにも声がでるとは驚きでした・・・高音が続くとあっぷあっぷしてしまう理由だったのですね。

前歯に声を当てる歌い方が、とてもしっくりきました。高音きれいになった気がします。

音を取ろうとでこぼこ、ジタバタさせていたのを気づかせていただきありがとうございます。

 

 

aeiouを開け直さない、すべての母音を、なるべく形を変えずに行く。oからuはごく少しの変化。

四拍子の強弱を考えず、差をつけないで歌っていく。アクセントなしの、流れを重視する歌い方。今日の自分は、Nの時間を作るために、その前の単語を突っ込んで、アクセントがついたみたいになっていたようだ。mondoの前の、stoのoのまま、形を変えずにmondo。最下段mondoのあと、口はoのまま次のeへ行き、e quandと繋げていく。

発声のaeiouの口の形を変えない練習は、歌うときに口の形を変えないで歌うためだった、と、改めて気が付きました。

 

 

レッスン始めから耳をふさぐ、解放しての発声。

いつもレッスン始めは無駄に構えてしまい力みがちだが、始めから自然に出せた。

耳をふさぐと、自分の声がうるさいので、必要以上に声を出さない、自分のキャパ相応の使い方ができ、報われないオーバーワークをしないで済む感じがした。

アオアオ

口の不要な動きを止める、動かさない、その代わりにほかの体の部位を使って発音を変えるものと、無意識に思い込んでいた。

口を動かさないようにするのではなく、積極的に口を(わずかに)コントロールして動かす、他の体の部位を使わないという意識をもったら、整然と発声でき正解に近づいた感じがした。

 

 

ブレス復習。両手を振りながらブレス。手を温める息。バンザイ(たくさん吸って使い切る)の動作でブレス。スタッカート20回ブレス。大袈裟なスタッカートで5回ブレス。肋骨を持ち上げて離してため息。ためいきから声に。息だけでる時間を作って声にする(自転車くらいのスピードで)

発声。ドレミファミレド(yaああああああ)出だしだけがんばってあとは放っておく。肋骨を持ち上げる動作を加えて。しゃがまんだまますぐに戻らない。

発声。イエアオウ(同音)日舞の方がお扇子でするみたいに、腕で、方向をビシッと決めて。

遠吠え。あくびで吸って、あごをあげて遠吠えで吐く。高音→低音。低音→高音。顎を戻しても同じ状態を作れる、同じ感覚なななれるようにする。

ド→ラ(5音を助走なしで上げる)ああー!2音目で振りをつける。ボールをなげる。弓を放つ。しゃがむ。どれも力をかけるタイミングの練習。1.5倍くらい息を増量して、負荷をかけて。ちょっとやりすぎくらいやらないと強くならない。

 

 

ブレス。両手を左右に振りながらブレス。手を温める息。5回息を吐く。10回息を吐く。20回(後ろに身体をそらしてあごをあげる)短く息を吐く。

息を使い切るブレス。バンザイしてブレス。3回にわけて吸って10秒止めてブレス。時間をかけて肺を空っぽにする。

発声。息を使い切る。リップロール発声。犬の遠吠え。

発声。ソファミレドのソだけリップロール。身体をブラブラさせながら。

発声。同じ音で。イエアオウ。おじぎをしながら。首は前に倒して、首筋のうしろをのばす。

 

 

あえて声帯を鳴らす練習。うがい、カラスの声。喉のその場所で声にする。あえいおう。あまり長く練習しない。

フレーズの練習。母音のみで歌う。ドラゴンボール

アホな顔で歌う。舌を出して歌う。アインシュタインをイメージしてみた。声が出やすかった。人前にでる顔、よそ行きの顔をカチっと作ることで、何かを疎外してしてしまうので、それを解放する。すごく歌いやすい。舌にも力が入りにくい。

上半身を真下に下げて(相撲のしこ)上下に揺れながら歌うと歌いやすかった。

 

 

前回のレッスンでうまく力を抜く事ができ、今日も更に抜く事ができました。力を抜くのは、やってみるまではちょっと怖いのですが、今日は相当抜けた上に歌っている時の体感もよく、しっかりいい声を出せている実感がありました。これが成功体験になり、自身もつきました。今後はこの方向で更に磨きをかけていこうと思います。

「声を前に出そうとし過ぎていて良くない。もっと自分の軸を大切にしながら発声しなさい」と、以前から言われていましたが、完璧に、とは言わないまでも、今日ようやくその意味を少し掴めた気がします。以前は思い描く大きく良い声が出ないから、無意識にカヴァーしようとして無理して大きい声を出していたのだと思います。最近は力を抜いていい声が出るようになったので、そこまで頑張る必要がなくなり、自然体で歌えるようになった、その結果、自分の軸というものを朧げながら感じられました。私がずっと苦労している高音も、自分の軸がしっかりしていれば、そんなに大変でも難しいものでもなく、スッと出せるようになるとのことです。着実に進歩できているのでこの方向性で修行を続けていこうと思います。

ほとんど毎回なのですが、きちんと覚えてきたつもりなのに修正されます。以前のダメ出しを誤解していた事に気付くこともあります。いくらか声が出るようになったとはいえ道のりはまだまだ長いなと思いますが、それも含めて楽しんで修行していきます。

 

 

オでスケール

軟口蓋を上げて、舌根を下げて、口の中の柔らかさを保つ

声の始まりの位置を後ろから

口の中の広い空間を保つ

前に狭く押し出そうとすると薄っぺらい声になる

声帯は自動制御になっていった方が良い

高いところで声がひっくりかえるのも、段階としては悪い事ではない

パワーを入れ過ぎない、レッドゾーンに入れない

60~70%未満が限度

スケールを45%でスタートして、プラスしても5〜10%程度

 

 

無邪気な感じ、拙さを加える、自分の思ってる以上に年齢を幼くして、若さが伝わる。

喉を閉めてしまうため、ガラガラ感やモヤが乗ってしまう。喉への負担もあるし、伝わりにくい。純粋に、そこの切り替えの意識が弱く、コントロールできていない。開閉の練習は自然にできるまでやったほうが良い。

気持ちの上がり方、緩急、これが戦いなどのシーンではつけづらかった。必死になりすぎているのかもしれないと聞いて感じた。

発声の制御ができてないと、表現に意識を向けられなかったり、言葉自体が伝わらない。余裕がある状態をもって、表現できるようにする。これに尽きると感じた。

 

 

スケール発声といえども、こう歌いたい、と、ピアノを引っ張る感じがあると良い。ピアノに合わせようと聞きすぎたり、高い音に構えたりすると、音楽が停滞する。開放的な場所のイメージとして、銀座のビアホール、ライオン。天井が高くて、大きな壁画、。このイメージの中だと、のびのび歌えた。

 

 

発声練習は声帯周辺の筋肉のトレーニングであり、出したい声を出したいときに出せるようにするためのトレーニングである。

吟は、気に入った声で吟じれば良いが、声が偏らないようにトレーニングは満遍なく行うのがよい。

喉の下から声を出すと喉仏が下がるが、意識的に喉仏を下げてはいけない。喉仏を押し下げる筋肉が働いて逆効果となる。

吟は、適度にお腹で支えてコントロールする。

吟の始めから終りまで、羊羹を絞り出すようになめらかにつなげて吟じる。

低音域は自然に弱く聞こえるので意図的に弱めず、普通に強く吟じる。息を十分に吸う。

ナンキョのナは、十分準備して、タメてから、羊羹のように出す。

吟全体を通して、発声練習と同じような強い声で吟じることが、少しずつではあるが、出来るようになってきた。

 

 

台詞が流れる。形。重さが同じように聞こえる。それまでのところと変化をつける感じ。 

立体的 縦にも横にも広い感じ。重心の位置が上に行かないように。響かせるイメージを持ちたい。

声の強さはある。気持ちと声の強さが伴ってしまう。声の力を抑える感じ。感情は高い状態で、声の力を調整するようにする。発声の余裕を作る。60パーセントの発声で、100の感情ができるように。そこの割合を調節して練習をする。

表現に関しては、時間感覚。一定の速度でセリフを話してしまう。時間を操れるようにする。速度。緩急。時間感覚をしっかり処理する。たっぷり時間をかけて、変えてスタート地点に立つ。

加速は得意なようだ。減速を取り入れられるように。プラスが多い分、引きを入れることで、より際立つ。ギャップを時間や色でどう作り出せるか。魅せる。

発声的改善点

重心を、低い仙骨あたりで固定して、上にいかないようにすること。

軟口蓋、硬口蓋を開ける状態を維持すること。

表現的改善点

言葉を流さない。発声と通じるが、お腹で支えてコントロールする必要がある。時間を操れるようにする。

緊張感のあるセリフのとき焦る傾向がある。→緊張感を持ちながらも意味を丁寧に伝える。

人間的改善点

俯瞰的に自分をみる。自意識をたすけにまわす。復習を実践とともに言葉にして整理する。

 

 

息吐き練習:ス(シュ、ヒ)ッススーサ、スッスススーサ、スーーーサ

前屈して状態を揺すりながら実行する。

ヒの発音の際、強いて口を開こうとしてしまう傾向があったが、さほど口を開かなくても発音できることが判った。

サッサッサッサッサの発声練習(音程なしからソドレミド)

音程なしから音程付きに変わるとき、唄おうとすることで新たに力が加わってスピードダウンしてしまう。

サッサッサッサッサッサッサの発声練習(ソドレミドソド)

音程なしで発音しておいてそのまま音程を付ける。

サを強調すると速度が落ち易くなるが、口の開閉は軽快に行う。

何も考えない方が、音程の有無に拘わらず自然に発声することができる。

たとえ音程を間違えても「これで良いのだろうか?」と気にせずに発声すると、顔の力みもなくなり、声も強く出せる。

額の皮膚を擦りながら発声すると、自覚はあまりないが顔面の力みがなくなり、自然な発声になる。

サ行とマ行の発音練習

子音「s」を強めにする。

前歯を閉じ、鼻を摘んでも、逆らわずに「動ける範囲」で発音する。

マ行の発声の何割かは鼻に詰まっても、残りはちゃんと前に出ていたのであまり気にならなかった。

最後は全て開放して額の皮膚を擦りながら実行しても、額を擦ることの効果がどうかと言うことを気にしなければ力みがなくなり、呼吸も強くなった状態で発音できた。

雑になったり乱暴にならない限りは、多少ぶっきらぼうで思い切りよく発声して良い。

P45「〇ポーズ」の音読

体が斜めの姿勢になっていたり、呼吸が足りないときには、言葉が途切れることがある。

「下手でも良いから」という姿勢で、余計な手を加えない方が自然にバランスが取れた発声になる。

初見の文章でも、流れが滞ることなく読めた。

 

 

ス スス スーサ スーーサの練習もリズムを変えることで、新鮮な気持ちで練習することができる。スタッカートで発音することを意識すると、吐く息が強くなることを教わった。

サマ サミ サム サメ、サモの発声練習の際、私はSの音が弱いので、しっかり聞き耳を立ててSの音が出るように練習するようにとのこと。また、サマ、サメで切らないで、一息でつなげて、サマからサモまで発声するようにと指導を受けた。

息を吐いてから、sa sa sa sa saの練習。

どの練習をするときも、手は腰に当てて、体ががんばっているかどうかを自分で感じることが必要。

息の吐き方や、声の出し方が以前よりも安定してきたと思う。

 

 

巻き舌の発声練習

発声で使う部分の、余分な緊張をほどくのに有効。

以前はほぼできなかったが、過度な緊張が減ってってきたのか思いの外、できた。

耳をふさぐ、顔を抑えての練習。

顔を抑えた際、やはり、口を動かさないのではなく、

積極的に口をコントロールして微細に動かす意識の方が、

聞こえが良いよう。

 

 

比較的いつも、身体や喉をすごく絞めているようだけれど、自覚が全くなく、自分ではいつも緩めているつもり。

リップロール、真面目になって止まってしまうから、音の波があるように。

音が下がっていくとき、音が暗くなると下がる。maとmeのほっぺたの高さが同じになるように。

ネイのスケール、鼻にかける。鼻できゅっとしないこと。ラーラッ、ラーラッ、ラーラーラ。ラーラで、きゅっと止めるんじゃなくて。音の跳ね方、浮き沈みを体で覚えた方が負担がない。

下のラからの一オクターブの中での練習。にゃにゃにゃ、鼻腔を一回通るから良い。

たくさん声を出して、普段はあまりレッスンで使わない低音から高音までつなぐことができ、とても良かったです。

 

 

準備不足や抽象が可視化される→間が一定、彩が単一、自意識が表層化、迷う

テンポが不自然なのは、気持ちがつながっていないから。

相手のセリフを聞いて、感情が動くというその一連の流れの中で、生まれた時間であるのであって、間を生み出すわけではない。

役を演じているときは、計算してやるわけではなく、準備の段階で考えや会話を通じて自然ない感情が動くもの。

キャラクターの構造を考える。そのキャラクターの芯に思っていることは何なのか。ドラマがおもしろくなるキャラクター、場面をより際立たせるには…。要素を抽出して、そこに注目してみてみる。

文章から、何を考えてこのセリフが出てきたのか。どういった感情でセリフを言ったら、相手の感情が動くのか。視点を動かすようにする。面白くなるように持っていく。思考が止まるなら、脳を変えればよい。

キャラクターの強く思う根底の意識をもって、話を聞いて感情が動いたとおりに息に感情をのせて発する。これで自然と芝居になる。

小手先を考えるよりも何よりも、その核の部分を持つことが大事なのだなと思った。決め台詞やアニメのカットを決めるのも、そこで必要な感情が詰まっているかだなと実感した。

 

 

歌詞を読む時に変えられることは2つあって、大きさとスピードを変えられる。

盛り上げたい、力強くしたいところを今は声を大きくする事で表現しようとしていた。

スピードを変えてみることでも表現が変わってみるので、スピードを思いっきり変えて読む事もしてみる。

スピードを変える時は思いっきり変える。1度目にやってみた時はあまり変わっていないと言われたので2回目はコントロールできないくらいまで思いっきりスピードを変えたところ、今までにない感じの歌い方ができたと自分でもわかった。

普通はこうしないだろうというスピードの変え方も色々やってみる。

表現は声の大小に頼っている所が多く、つい力んで大きな声を出そうとしがちだったが、力む代わりにスピードを変える事で表現の幅が広がった感じがする。

スピードを変えるという考え方を知った事でより自由に歌い方を考えられるようになった。

以前言われた、伝えるためには正しくやろうとするのではなくもっと自由に歌っていいという意味がわかってきた。

 

 

喉から声が出ていると意識してしっかりした声を出す。

声を出すと喉で鈴が鳴っているようにイメージして手を動かしながらやるとだしやすかった。

喉から声を出すのは良くないとよく聞くので、喉から声を出そうとしてもなかなか難しい。

意識しながら声を出していると時々喉から出た息がそのままぴったり声になったような声が出せた。

喉から声を出すように歌うとしっかり声を出そうとしなければいけなくて大変だけど、声のぼんやりした感じがなくなる。

少年が歌っているイメージの歌なら、少年ぽく歌ってみる。真顔の多いイメージの少年なら、口を横より縦に開けて歌ってみる。

実際にやってみると大分雰囲気が変わった。

 

 

三連符を重たくしない、軽やかに。アウフタクトに気をつける。リズムが狂いがちなので正確に。転調が多いので、それに合わせたリズム・音色・発声を心がける。歌詞の内容も同時に反映させる。関係とその変化。時間の流れも意識する。

 

 

ブレス。手を温める息。バンザイの振りをつけて、盛大に。スタッカートの息20回(いつもより激しめ。全力ダッシュのあとの感じで)。肋骨を持ち上げて大きなため息(詰まっている内臓をぶちまける感じ)に声を混ぜて「あ゛ー」。ボーリングを投げる振りで「あ゛ー」(10m到達までをのばす声)。バドミントンで下から上に「あー(高めの音)」、「リップロール+あー」

発声。ミレドレド「zuうううう」音の変化を口ではなくお腹で調整。「zuuあああ」

あくびをしてため息。パンパンになるまで吸って緊張状態を作り、息を止めてキープして、一気に脱力。

柔道着の帯を締めて「ウスっ!」とあいさつするときみたいにフリをつけて脇腹を拡げる。息をとめて3秒キープ。ドレミレド(いえあえい)でも、その脇腹を拡げる感じをイメージして、でも、横隔膜を固すぎるとよくないから柔らかい感じで)「ミ」がでないからそこを息に変えてみる。ドレミレド(いえhaえい)息を無駄遣いする。失敗を怖がらない。

犬の遠吠えでは、緩める力をうまく声に利用する。喉の開けた状態をキープし、つぶさない。おなかも張って、喉と上下でバランスをとる。

 

 

高音域で十分に声が出ない。

ア、イ、ウ、エ、オで吟じる練習をする。

発声練習では80%以上で強く発声するが、吟じるときは70%から80%くらいで、コントロールしながら発声する。

声が出るようになったら、詩を吟じる。

 

 

高いところは、喉の負担を気にして自分で止めてしまうから、そうではなく、出していく。後ろに引っ張ること、息の量、前に絞ること、これらのバランス。

 

 

口を縦に開けてオでスケール

ブレスを取るときに首や肩が緩むように

声帯を意識して操作しようとしない方が良い

声帯に力が入り過ぎている場合が多い

声帯に頼っていた力を他の所に向けた方が良い

喉を開ける事ついて

身体が慣れてくると開け閉めの綱引きは楽になってくるが、口を開け続ける意識を持つ必要はある

ブレスを取る段階で次の言葉が出せるフォームになっているのが理想

スケールの高い音を特別扱いしない

平面でリレーしているように