<歌レッスンの感想> No.272

体調がよくなくてもしっかりした発声は出来る。

レッスンの前週に体調を崩し、あまり回復していないなかでのレッスンでした。

一週間ほぼ声を使わず、しゃべり声は咳でとんでいたのですが、発声は普段と近いくらいのところで行えていました。

レッスン序盤は声を前に出す意識で力み、喉がガサガサ鳴るような、ちょっとイガイガして水分を取りたくなるような感じだったのですが、修正していく内にロスが少なくなっていったように思います。

口から吸う、鼻から吸う

鼻から吸うと私は浅い声になりやすい。

口から吸うと喉仏が下がるが、鼻からだと喉仏の位置は変わらない。

この辺りが鼻声(上の方に集まりやすい声)になりやすい要因。

からしっかり取り込めて発声するとロスの少ないいい声でスケールが行えた。

・口だけで吸うのに慣れてなく、スケールとスケールの間の準備がもたつく。

・発声→吐ききる→吸う

・口だけで吸うつもりでも鼻からも取り込んでいた。

後で気づいたのですが、鼻から吸う量が多いときは、胸の前が上に持ち上がり、口で取り込めた時は胸郭の後ろ側の意識が強い。

極端に言うと、鼻からが多いと鳩胸、口からが多いとやや猫背になっているような感覚(上半身が映る鏡でチェックしているわけではないので、体感としては)

体のトレーニングと発声練習は口から吸う意識を強く持つ。

家での練習では、洗濯バサミで鼻をつまみながら行ってみる(なんとなく)

やりすぎのようにも思ったが、口と鼻で吸う時の違いを感じられた。

発声は力んでいる感じもするが、深い感じがする。

ケガも治り体の練習量をもどす。

レッスン中は強い呼吸がキツく、発声中に体のどこかしらの不足を感じていたのですが、練習量が戻ってきて、自主練では不足を感じなくなる。

体調不良でも発声にはそこまで影響がなく、普段と同じようなメニューで行えました。レッスンを休まなくてよかったです。

 

1.吸った息を1回、1回使い切ろうと思う。節約しない。ギリギリまではく。

2.鼻にかかる声が演歌には多く感じる=個性を消している気がする。→声を聞いただけで「あの人だ」と分かる声が欲しい。喉を閉めて声を出すと鼻にいきやすい。ものまねになってしまう。回避したい。喉が開いて、出てくる声を見つける。

3.鼻をつまんで、大きなため息をつく。止めないで繰り返す。→続いて「は」あの母音を出す。吸った喉の状態で。「ほ」鳴らすけど空けた状態。吸った息を声に変える。あぐらをかいて座る。おしりから、おへそまでで息を吐こうと思う。

4.日本語の特徴は全ての言葉が均等。アクセントが高低。 英語、イタリア語などはアクセントが伸びる。音を伸ばす習慣が日頃からある。

子音と母音 母音は音程を作れる。子音では作れない。しかし、「N」「M」は例外。声の強化=母音の強化。イタリア語は母音で想像がつく。イタリア語を喋っているだけで発声練習になる。

イタリア語を読んで流れのまま言葉を喋るように歌う。言葉があってメロディーが乗ってる感覚をつかむ。

息が流れるようになってきた。以前に比べ、歌いやすい。もっと下から声を出せるよう練習頑張ります。

 

1.息吐きの時、まだお腹が少し固い。インナーマッスルが使えるようにする。

2.歌の始めに自分の世界を広げて、第一声を発する。

3.高音に行く時に、のどが上がってしまう。支えが足りない。

息をを止めない。体を大きく使う。

支えのうえで表現しないと、表現にならない。

4.表現の深み=人生経験 沢山経験を!

息吐きの要領は分かるようになりました。

歌ので出しの集中力が勝負。

歌になっても、常に息が吐けるよう、支えられるようしっかりトレーニングをしたいと思います。

 

1.総論

・絶対に正しいやり方はない。一人一人違うので「自分のやり方」を見つけていくのが大事。

・今回のレッスンで体の使い方に興味をもってもらってやってきたが、体の使い方は身近にあって一番わからないもの。それとどうつきあっていくかをやるのもおもしろい。

全部はつながっていくものと思ってほしい。

・体を使うという感覚で言うと、スイッチを押すと体が動くのではなく、目に見えるものではないところまで使って動かしている。足はここまでしかないのだけどもっと足が長くなったような感覚で使ったり、おなか周りももっとふわーと広い感覚で使うとか。そういうのもいろいろとやってほしい。

・日本語でないという意識を持って英語の曲は取り組む。CDを聞いてその人の音色を真似するのは難しいが、発音の癖を真似ることができる。

・体を大きく使って今後もやるようにしてほしい。

・声の響きの幅、広さをもっともっととっていく感じのなかでファルセットのような音も出てくるようにした方がいい。

・あんまり口を動かさないような、すごく口を動かしているような感覚が掴めてくると面白い。

たくさん動くようになるとちょっと動かしただけでたくさん動くような感覚。

・体を大きく使う感覚を使って、体を手を足を短いよりも長く使う。

・なるべく外側から外側から、遠くから遠くから体を使うことがポイント。足も遠くから来ている。

2.ソ~ミ~ド~/メエエ

・なるべく「深く広く」。ビリビリビリという深い音の響きを離さないように。

・延ばしながら口をぱーとあけていくと日本語をしゃべることでは使っていないところを使える。

・最後になるほどあけていって、最後はエというよりもアになってもいい。

・たぶん息が少なくなっていくので音は小さくなるが、それと反比例して口がふあーと広がると良い。

・体の感覚(右・左)も前と比べると自然にかけている。

3.パパパパパパパパ

・最後は口が開いていた方がいい。

・できるだけ軽く、力がはいってしまうと思うので、できるだけ先ほどのふぁーと一番開いた状態からやる。

・開いた状態が基本。最初開けて、最後も開ける。

・ふだんの口の開け方が、何もしゃべらなくても、今のようなふわーとした感覚がふだんからあった方が顔のなかの筋肉が使えるようになってくると思う。ふだんはもっと小さい感覚があると思うが、それを広くとってもらうと母音も大きくなる(日本語の母音と英語の母音は大きさが違う)。大きい大きさを使うようになるといい。

4.Over thrRainbow」リズム読み、歌、ウクレレ

[Ohのところ]

準備練習:ドミソミド/OhOhOhOhOh

・なるべく、口蓋から上の頭の部分がパカーと開いている感じ。

・高い音は鼻からの息を強めにすると楽に出る。

・高い音で下の方があがってきてしまうので、それを維持したまま。

・もうちょっと丸く。薄くなってしまっている。

本番

・もっと口としてはすぼめる感じの方が深い音になる。

・口笛を吹いている感じ。

・音の変わりで言い直す。おっとせいのような感じでやると歯切れがよくなる。

・ほがはいってしまうとカッコが良くない。

・もうちょっとつなぎ。後の音をもっとながく。ぶつぶつ切れている。

・ウではなく、オに近いウ。ウとオが混じっている感じ。

・うまく息継ぎをする。切れをよくしてその間に息を入れる。それを使ってのびのびとできると良い。

ブレスの位置を固定させなくても良い。どこで吸ってもいいようにした方が面白い。

それが自分の歌を作っていくことにもなる。

[somewhere以降]

準備練習:リズム読み

・言葉の切り替えをなるべく短く。

本番

・リズミカルなのも入れて、リズミカルかつ柔らかく、のぼせるように。

・後半、パカーと抜けた感覚になったので、それが最初からあるといい。

最初控えめに出ていると思うが、楽しい曲なので。

・高い音は鼻から息を強めに出すと楽に出ることを実感した。

・ブレスを固定しないでどこで吸ってもいい状態で考えると自由度が増すことを実感した。

・体の使い方についてずっと教わってきたが、とても役に立つ着眼点を教わってきたと思う。

 

1.ロングトーンではなく、これくらいのテンポなら扱いやすい声には、なってる。レポートを見ると問題いっぱいみたいだけれども」。レッスンで言われた言葉がずっと気になっていました。今日になって気が付いたのは、自分の視点に「扱いやすい声」というものがなかったということです。トレーナーさんたちが苦労して「扱いやすい声」への道を開いてくれているのに、自分の目は違うところに向いている。この研究所に来る前、最初に歌を習った時の刷り込み、というか、「地声でないと心が通じない」とか、「低く太い声でないとシャンソンには向かない」という考え方がいつも頭をもたげてきて、頭声や高い声の自分を否定してしまいます。自分の場合、頭声の方が歌には使いやすいと理屈ではわかりながら、すごく抵抗する。けれど、一方他人の歌を聞いて、低く押し過ぎてよくないと感じることがしばしばあります。ああだこうだと試行錯誤の果てに、あきらめて納得するのが自分に合っていると思います。そこに付き合わされるトレーナーさんたちには大変申し訳なく思いますが、仕方ないと思っていただけると助かります。どのトレーナーさんにも、ちゃんと見ていた

だき、感謝しています。問題は私の外ではなく、中にあり、これからも、今日のように気づいていけることを目指します。

2.「暗いはしけ」大きな歌に取り組むのは勉強として良い。歌詞のないスキャットのところのフレージングを考える。歌詞のあるところは流れに乗せていくのが良い。歌詞の意味を考えて切りすぎないで。「ポルトガルの洗濯女」古い情景とか、情緒で成り立っている歌。伴奏なしで人前で歌うのは初めてで、歌ってみたら、歌としては思ったよりもつまらなかった。伴奏の楽しさが歌を補ってくれていたのだとわかりました。ライブの時に「暗いはしけ」とセットでポルトガル続きにしようと考えていましたが、あまり意味がないなと思いました。

3.歌詞の意味を考えると歌えるものが減っていくと感じることについて。歌詞はあまり考えない方が良い場合もある。朗読ではないし、声で聴かせられないから、役者のようなことをして成り立たせるしかなくなっている。

 

1.『あ』での発声練習は良くない、『お』がいいといわれた

人による

『あ』は一般的に声楽でいうと難しいと言われてる

『あ、え』は前に開く

誰でも出せるから普通の人に高いとこまでやると皆できない

『あ、ま、な』でする先生が多い

自分が学んできて効果があったのを使う場合が多い

あいうえおは母音なのでいずれは全て使えないといけない

今まで『お』は使ってないが『ご』など『お』列は使ってる

2.あああ 上へ下へ

あああああ 下へ

ががが 上へ 下へ 上へ

下の声、胸声に関しては楽にとれてる

かなり低いところ。以前は使ってないし、今も多分歌に使ってないところ。

身体のところできちっと腹の声を出していって

それを結びつけて声が絡み付くようにする

上をやったり下をやったりトレーナーの考えにもよる

何でもできるのはいいが時間がかかるので、不要なことまで身につけなくて良い

声域より性質、音色の部分

3.げげげげげ

呼吸も合わせて考えるなら、途切れないように

5つに分かれてるので1つにする

げええええ。と母音でやってみる

がああああ

ごおおおお

ぎいいいい

ぐうううう

げ、が、の方が大きくできる 。ぎ、ぐ、は上の方に回る感じ

げええええ

がああああ

ごおおおお

ぎいいいい

がああああ

5つの母音をそろえる

5つの中で1番やり安いと思った音色をみていく

後ろの方が、上にあがったり音色が違うなど

細かいことに気付いていくのがトレーニングの目的

いろんなことやってく中で、出来ないことは出来ないとはっきりわかる

いいところだけ使えばいい

今まで2つ分けられたのが→10個に→100個に増やしていく

声も歌も出来てるのか出来てないのか、分からないでやってるのが1番良くない

音を間違えずに歌っても(楽器でも)、それで人が感動するとは限らない

他の人が同じ歌をもっと上手く歌えるなら、それはその人の心も身体も入ってい るから

なぜ自分は心と身体を入れようとしてもできないのか

シンプルにして距離を見ていくなかで考えていく

高い所に当てにいくことに走る先生もいる

それぞれの先生のレッスン、言ってることが正反対なときもあるが

結局どの先生も同じ所をみている

声だけを聴いてみて良い悪いは、好みがある

そういう世界をみていく

4.ががが 下へ 半音進行

3割くらいしか回ってない

身体が使えてない

メニューが単純で短いとやりにくい

その中で身体を使うのは逆に難しい

15秒出させたほうが分かり安い場合もある

ががが 繰り返してみる 上へ

げげげ

ごごご

ぎぎぎ

ががが 上へ 下へ

3音全部一音になる感じ

5.げげげげげ

ががががが

ごごごごご

ぎぎぎぎぎ

胸声の部分を持っておく

楽には出せるが、下に残しておく方がいい

ががががが

ぎ、ぐ、い

がさがさ、ちりちり言ってるのが邪魔だと言う先生もいる

両方目的が違う

マイクの威力を発揮するための集め方もあるが、実際の器を大きくするなら、まだあまり回ってない

意図的に無理に力を入れたり、筋肉を鍛えたりフレーズを大げさにつけたりする

げ、この場所に大きく響くように

げげげげげ

身体を使うとある意味太くなり、甲高くならない

使ってる部分が違う

身体と息を巻き込んでいく感じ

今は不自然だが自然になってくると使い安くなる

ががががが

げげげげげ

がげがげが 上へ 下へ

二倍長く二倍強く

がげがげが

身体を曲げてやってみる

がげがげが

身体を戻して

がげがげが

→最初の2音が、身体を曲げたときの声

今のあなたの自然な声 息で稼いでない

後半の3音はさっきの練習の声

少しこもってる

息が混ざったり拡大しようとしてる部分、不自然

喉を壊すほどではない

安全な方でいくなら体を曲げてみる

最初の2音の声なら5時間くらいやっても喉に負担ない

持って生まれたところの1番自然な練習は、大きな声を出す練習よりさっきのことを2時間とか何時間もやるほうがいい

呼吸も声もコントロールできる

6.シーンとしたところで本当はピアノもつけずに練習するほうが分かりやすい

ピアノの音は聴いてるが自分の声を聴いてないので変わりようがない

響いた、返ってきた、かすれて息苦しくなって駄目だったとかはっきりわかる

マイクに甘えて失ったものトレーニングのベースにする

歌になるとそれらは忘れて歌う

7.今のところは低音域でこれと同じことを中音域にしていかないといけない

今息をもらさないのであれば、現状としては低音域で起きてる上の響きの方にま とめるのが1番早い

結局息声や喉に引っ掛かるのは中途半端にこの辺が動くから

こっちだけとかこっちだけにするとすごく安定する

本来であればここが外れてて両方に支えがあるほうがいい

8.軟口蓋を上げるというのは補助的な練習

補助的なことをやることで喉に負担をかげずに済むならやったほうがいい

呼吸とか体を作るなら今みたいなロングトーンにする 2倍にしてみるとか

1音目がいいときと準備がうまくいかず駄目なときがある

全然出したことのないところは乱れる

何度もやると安定してくる

練習の質を高めていくとともにトレーナーの中で1番役立った良いメニューをやる

トレーナーも思った通りに声が引き出せるわけではない

音域、声量、長く安定させたロングトーン。このどれをとるのか

リズム、ピッチが入るとさらにもっと複雑になる

どんどん声質とか音色の問題が1番後回しになる

歌の場合はどんな音色で歌おうかとか出来ないので

練習の時にどういう風にどこが響いてるのかやってみる

震えてるというのと自分の中で体感するのとまた違う

色んなメニューをしてみて自分には色んな声や響きがあるんだと発見する

全部使えるわけじゃない、今は可能性でみていく

本来の自分の身体がもっていてまだまだ使える部分がある

地声を中心的にやっていけばいいがステージがあるので、練習とステージを分け てやる

最終的に一緒になっていく

ど真ん中でやりたいなら一からスタート

今までやってきたこととどこかで繋がってくる

9.3年5年がかりでオペラを一曲をしてみる

聞いたままの英語でいいし、『あ、ら、がげご』とかでもいい

ロングトーンがあるからオペラやイタリアの曲がよい

ポップスは長く伸ばすところがなく練習ができない

ポップスなら、なかなか歌えない大曲をやったほうがいい

さっき練習でやったことを毎日1、2時間して、日常で当たり前に回るような身 

体と息にしていく

10.低音はやり安いが中音は難しい

喉にかからないようにする

ががが 中音

広がってる

さっき上でやったところの響きが残ってる

一本の線みたいなものを見つけていく

げげげ

ままま

んんん

んんま

んんが

んんご

がごが

ごごご

ごごが

11.がげぎごぐ 低い所

発音してしまわない

発音なので5つそれぞれ違ってしまう

いい発声に巻き込むとあいまいになる、今はそれでいい

がげぎごぐ

がぐが

がごぐが

今まで使ってないところの低い所

実際に発音する時には、もっとはっきりさせると上に上がってきてしまう

上に響きがあるのはいいが開いていってしまうとどんどん浅くなって身体と切り 離される

人間が身体を使うときは腰が中心になって脇をしめて体が泳いだり開いたりしな いように使っていく

響きもイメージからいうと同じ

泳いだりふらふらするとある意味幼かったり可愛くなったりに見える(それを狙う場合もある)

身体を使おうとするとそれは邪魔してしまう

12.低いところをずっとやっていくことで、急に高いところにいったら今までよりは響きが上に集まってる

上からとっていくような共鳴を集めるのもやり方の一つ

地声については、低いところの線と中音のところの線はいずれは一致したほうが いい。(別に裏声の線もある)

13.何でも作れる時代

何でも加工できる

音楽業界はアイデア、考えたもの勝ちの世界

今まで低音の出し方、響かせ方が分からず歌では避けてきましたが、

低音を胸の辺りで響かせて出す感覚が少し分かってきたように思います。いずれは歌でも低音を使えるようにトレーニングを続けていきたいです。

ステージではアイデアを出して今までと違うことをやってイメージチェンジした り、低いキーの曲を一曲入れてみてメリハリをつけたりしたいと思います。