レッスン効果・体験・音信 No.385

レッスンの最後に、声帯を適度にピッタリ息が漏れないように閉じることがわかった気がしました!

今までは、息混じりのふわっとした声や、声帯を閉じようとしても少し隙間ができたような状態で力が入っている感じだった上、レッスン中、声帯をぴったり閉じるってどういう感覚で、どこをどうしたらそうなるのか、また、今出した声は声帯がくっついているのか息が漏れているのかも、全然わかりませんでした。

しかし今日のレッスンの最後では、適切に声帯をぴったりくっつけて声を出すことが、初めて得られました。

あ、声帯ってこの辺にあるんだなー、とか、適切にピッタリくっつけるとはこんな感じかしらと思って声を出し始めたら、これかも!というのがわかりました。感動です!

 

久しぶりに曲を歌い、特に高いとは感じなかったが、以前この曲をやった時はこの高さでも歌うには高い状態だったと言われ驚いた。

高い音が出やすくなったという自覚はあったが、はっきりと進歩を感じた。

 

録音、聞いてみました。最後の声は、自分の声とは思えないくらい素敵でした!

優しくて暖かくて、いつでもこの声が自在に使えるようになりたいです。

 

最近、今までの人生で当たり前になっていた体の至る所の”緊張”を意識して解せるようになりましたが、それが今までのレッスンのテーマ「何もせずに自然に発声」のお蔭だったと実感しました。

 

前歯を合わせて発声したり、前屈姿勢で発声した後普通に発声すると、より大きな声が出ることを実感しました、

 

いつもより、気持ちよく歌えました。

高い音を出すときいつも体を伸び上がらせていたので、身体を下げることを意識したいと思います。

 

大声(歌ってる時に限らず)を出す時の声量が前より上がっている気がしました!

 

高速レガートにした際、以前は本当に音が合っているのか不安だったが、若干発声できるようになった。

 

通っているスクールで、多くの人が注意されていますが、逆に私は声をとても褒められました。

 

私はナレーションなどが主な仕事なので、文章や原稿だと逆に余計にわからなくなるので、聴き慣れている歌を歌ってみて、新しい感覚で声を出すとこんな感じかーという風に探り探りしています。

現在は、新たな感覚を実感できたものの、それをどのように読みに活かしていけばいいのかなという感じでいます。

基礎は基礎として区別して、この感覚はとりあえず横に置いておいて特に何も意識せずフラットに原稿に向かえばいいのかなーと思ってはいます。

 

 

 

 

レッスンからの声       [by レッスン受講生]

レッスンのレポートからの紹介です。(一部、省略あり)

 

 

疲れている時練習をしても、良いことは一つもない。

頑張りすぎる方なので、時間を決めてやりすぎないようにした方が良いかもしれない。

歯を閉じる+鼻を摘む+舌を前の方に当てて発音

息の通りや、動きを限定して、分散した流れを集約する。

 

大きな声で歌詞を言い、それと同じように歌う。

大きな声で歌おうと思って歌っていた時より大きな声で歌えた。

もっと低いキーで歌ったほうが良い。

今は最高音が高いレになるくらいで合わせていた。

真ん中のソが最高音になるくらい低いほうが良い

大きな声で歌詞を言うように歌うと、高い所が出ないし、もっと低い方がいいというのが分かった。

英語の発音 二重母音は先が深くなる。 深くなる=長くなるわけではない。

 

声はだいぶん出るようになってきたから、次は柔らく出せるようなトレーニングが必要。勢いで、反動で、胸郭をしぼませて発声してしまっている。

フレーズの音(和音)を聞いて、その音のにおいを鼻からかいで、胸、お腹、腰まで満たしてから、ふん割と柔らかく声を出す発声をした。それでも間が短すぎてしまうので、思ったよりしっかり間を取って声にしたら柔らかな声で、身体によい負荷がかかった声がでた。

声がどこかで後ろにいってしまうので、前にでていくように、手を前に下ろしながら歌った。

ゆっくりな歌が声を育てやすい。体がかたまらないように、早い曲ばかり練習せず、交互に歌って練習する。

 

母音で歌うには息が流れていないと苦しくなる。アの前にHをつけてハァーで歌うと流れが良くなる。軟口蓋のところを通っていくように意識すると、横につぶれた声にならない。胸声も縦開きで使えば、響くようになり、悪くない。

 

前歯を閉じ、鼻を摘んで発声し、次に手で額を擦りながら発声した後、全てを開放してに発声してみる。

どれくらい口を開けば良いかという迷いはあったものの、何も考えず自然に開けば良いと感じた。

唱歌を、歌詞とサの発声で1フレーズごとに交互に唄う。(間に呼吸を入れる)

歌詞とサの発声を入れ替えるときに呼吸を入れるため、呼吸の時間も含めてタイミングを計る必要がある。

 

足の指先で床をモミモミするとびっくりするくらい安定する

なんとなく、踊ってリズム取っていた方が手を叩くよりもやりやすかったような気がした

ニコニコ&目を大きくして歌うと安定する

 

オとファの音での発声。

小さい音でも声を前に出す練習。

ボリュームが小さい声でも前に飛ばすというのは、大きい声を飛ばすより難しく感じた。声に!や?をつけてやるとやりやすい感じがした。

 

前の方で発音するように、向こうの道路の人に呼びかけるようとのアドバイスから、学生時代の部活の時の声出しの感覚のイメージで出したら、いつもの発声の感覚と違う抜け感があった。(鼻や目に抜ける感覚??)

やはり何もかんがえずやっつけ気味に出すと良い方向へ行くケースだった。

 

マ~マ~マ~で高くなるときに、高い音程を合わせることを意識しすぎない。

最初のマ~をしっかり出せば、その後もよく出る。

たくさん息を吸い、思いっきり出す。

実際にやってみると、最初の音をしっかり出せばその後もよく出た。

高い音がちゃんと出るようにと思って出したときよりもよく出た。

高くなく出しやすい所はその分表現を意識しながら歌う。言葉が伝わるように歌う。

 

ストレッチ。軟口蓋のおえってなるところを指で触った時の、おえってなるときの軟口蓋の緊張感を保って発声すると、ほほもギュッとあがって、歌いやすくなった。

脇腹を拡げるトレーニング。どのあたりが頑張っているか内観。前側と背中側どちらも中心が緊張していた。後々、この緊張が横に拡がっていくとよい。肩甲骨の後ろ、ブラの線あたりで支えるのが目標。

胸郭を拡げるトレーニング。「ズー!×9、ズーーー」を高音でやると負荷を感じてよかった。

 

歌詞を何度も読んでいくうちに、わからなくなった。どこが切れ目? 多分、美しいメロディのための歌詞なのだ、あまり理屈で突っ込まないように、と思うことにした。すると、それまで作ってきたつもりのフレーズの歌い方がふっ飛んでしまった。二番目のサビをちょっと強くした、が、瞬間的に「壊したかも」と感じた。それでも、最後まで進むしかない。トレーナーいわく、むずかしいところ、一番で盛り上げたあと、元に戻れていれば、同じになるところ。ただ、お客様の前で歌うときに、変えようと思ったら変えた方がよいかもしれない。

美空ひばりさんの話を聞く。あれだけたくさん歌っていて、歌いなれているのに、どこか新鮮さがある、という。素晴らしい! 美空ひばりさんがそうなら、私など絶対、歌いなれているふうに歌ってはいけない。